文:有馬翔平

『女子高生×釣り』異色のコラボで、釣りブーム到来?『放課後ていぼう日誌』の魅力とは?

出典:アニメ「放課後ていぼう日誌」公式Twitter

7日から放送がスタートしたアニメ「放課後ていぼう日誌」(AT-Xほか)。

九州に引っ越してきた女子高校生が「釣り」を始める物語。

これまで「女子高生×軽音楽」、「女子高生×バイク」と、ブームを作り出してきた「女子高生×○○」。

ブームの予感漂う「女子高生×釣り」という異色のコラボ、「放課後ていぼう日誌」の魅力に迫ります。

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異色!「女子高生×釣り」のコラボ!「放課後ていぼう日誌」の魅力とは?

7日から放送が開始された「放課後ていぼう日誌」(AT-Xほか)。

物語は、九州にある海辺の町に引っ越してきた女子高校生・鶴木陽渚(つるぎ ひな)が、魚釣りを目的とした「ていぼう部」に入部するところからスタート。

タコも生きた魚も触れない「生き物嫌い」の陽渚が、次第に釣りの魅力に引き込まれていくという物語です。

しかし、同作品の魅力は、ただ釣りをするというだけではありません。

釣りをした後にあるのは、魚。

そして、魚といえば「海鮮料理」。

同作品の釣りの楽しさともう1つの魅力、それは、釣った魚を美味しく料理をするというところ。

小魚から大物までを狙うワクワク感と、まさに獲れたて新鮮の魚たちを味わう、という2つの釣りの醍醐味に注目することで、2段階で同作品を楽しむことができるのです。

 

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「釣り」ブーム到来?新型コロナの影響はなさそうだが…

「地味」、「臭い」などのマイナスイメージが先行している「釣り」。

そのためか、登山や、キャンプなど参加人口の減少が叫ばれるアウトドアの中でも、釣りは著しく参加人口が減少しています。

しかし、これまで「けいおん!」(2008年)の「女子高生×軽音楽」、「ゆるキャン△」(2019年)の「女子高生×キャンプ」のように「女子高生×○○」というものは、社会現象を巻き起こすほどのブームを作りあげてきました。

数々の社会現象を生み出してきたからこそ、「女子高生×釣り」である「放課後ていぼう日誌」にも、釣りブーム到来の期待がされているのです。

しかし放送時期と重なってしまった、新型コロナウィルス感染拡大の問題。

不要不急の外出自粛が叫ばれる中、釣りへの影響はどのようになっているのでしょうか。

各方面を調査した結果、新型コロナウィルスの影響は、釣り業界にも深刻なダメージを与えていました。

例えば、京都府にある「釣り園」は営業を取りやめ、釣り具メーカー主催のイベントも中止、さらには、釣り動画を配信しているYouTubeチャンネル「釣りよかでしょう。」も動画撮影の自粛を発表……などの影響が見られます。

放送が始まり、高評価を得ているアニメ「放課後ていぼう日誌」。

新型コロナウィルス感染拡大により、釣りも自粛の流れを受けていますが、新型コロナウィルス終息後の趣味として、今から視聴しておくのもアリでしょう。

(文:有馬翔平)