13日午後、シンガーソングライター・槇原敬之容疑者を、薬物取締法違反で逮捕したと警視庁が発表しました。
99年にも同じく薬物の使用で逮捕されている槇原容疑者。
ネット上では、薬物の再使用が話題になっていますが、一方で槇原容疑者が作った「ある曲」が意味深だと注目浴びています。
話題の中心にある、その曲とは一体何なのでしょうか?
槇原敬之容疑者、覚せい剤所持で逮捕。今回で2度目。
13日午後、シンガーソングライター・槇原敬之容疑者を、薬物取締法違反で逮捕したと警視庁が発表しました。
槇原容疑者は、「どんなときも。」、「もう恋なんてしない」などのミリオンセラーを出した人気歌手。
さらには、SMAPの名曲「世界に一つだけの花」の作詞・作曲を提供した人物でもあります。
槇原容疑者の容疑は、覚せい剤を所持していたということです。
2018年、槇原容疑者が所属する事務所の社長が、覚せい剤を所持して逮捕。
警視庁はその頃から、槇原容疑者の動向を追跡していたようですが、東京・港区のマンションで覚せい剤を所持していたことが確認され、13日に逮捕となりました。
槇原容疑者が、薬物取締法違反で逮捕されたのは、これで2度目。
1999年、この時も覚せい剤所持で逮捕、さらに後日には「合成麻薬・MDMA」も発見されました。
裁判では、1ヶ月半の懲役(執行猶予3年)の有罪判決が下り、「絶対にこのようなことを起こさないことを、堅くお約束いたします」と当時はコメントを寄せていました。
しかし、その約束が破られてしまった今回の逮捕。
ネット上では、
「ショック」
「悲しいよ、何やってんだよ」
と、槇原容疑者の逮捕に、怒りをにじませるファンが続出していました。
槇原敬之容疑者が「一番ほしかったもの」?歌詞に注目が!
槇原敬之容疑者の逮捕を受けて、ネット上ではショックを受けるファンが続出していますが、一方で槇原容疑者が作った「ある曲」が注目を浴びています。
それは、2004年に発売された32枚目のシングル「僕が一番ほしかったもの」。
有罪判決を受けた翌2000年に、活動を再開した槇原容疑者は、2003年にSMAPに提供した「世界に一つだけの花」で、再び脚光を浴びました。
その再ブレイクの時期に作った同シングルは、「さっき とても素敵なものを拾って 僕は喜んでいた」(歌詞抜粋)という歌い出しで、始まる人気の楽曲。
この楽曲は、その「素敵なもの」を他の誰かにあげて、その誰かの笑顔が「僕のほしかったもの」、という内容の曲ですが、槇原容疑者が逮捕された今、「素敵なもの」が薬物だという見方がネット上でされているのです。
槇原容疑者が再び薬物に手を出した時期は、明確にはわかっていませんが、所属事務所の社長が逮捕された時期付近だと思われます。
2004年に発売された同シングルの内容が、薬物を連想させるような内容なのは偶然でしょうが、名曲が今回の逮捕により、汚されてしまいました。
また、20年以上にも及ぶ覚せい剤の使用歴があるという報道もあるため、ネット上では「この頃の楽曲にも、覚せい剤の影響が何かしら出ているでのは?」という見方もされています。
槇原敬之容疑者の今後は?実刑判決か?
では、槇原敬之容疑者は今後どのような処遇を受けるのでしょうか。
芸能界で、薬物取締法違反にょり複数回逮捕されているタレントは複数人います。
たとえば、田代まさし被告はこれまでに4度の逮捕をされています。
2度目の逮捕時は、バタフライナイフも所持していたことにより銃刀法違反にも問われましたが、執行猶予なしで3年半、栃木県の刑務所に収監されました。
一方で、女優・三田佳子さんの次男である高橋祐也さんも、これまでに4度の逮捕をされていますが、執行猶予が付いているため刑務所に収監されることはありませんでした。
この違いは、薬物依存から更生させるためのフォロー体制があるかないかの違いです。
田代被告はフォロー体制がなかったため執行猶予は「なし」、高橋さんはフォロー体制があったため執行猶予は「あり」。
では、槇原容疑者どうなのでしょうか。
槇原容疑者は、配偶者はおらず所属事務所もないため、フォロー体制は整っていないと思われます。
そのため、執行猶予はつかず、3年ほどの実刑判決が下される可能性が。
芸能界復帰は、田代被告のように地道な活動することができると思いますが、表立ってとなると厳しいでしょう。
ただまずは、自分の罪と向き合って、「どうして再び薬物に手を出したのか」その根本を見つ直してもらいたいです。
(文:有馬翔平)