文:Quick Timez 編集部

松本人志「自由軒がモチーフ」名曲『チキンライス』の誕生秘話を明かす

松本人志
画像:時事

3月10日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ)。

松本人志さんが名曲「チキンライス」の誕生秘話を明かしました。

松本さんがみんなに食べてほしいと語ったのは、大阪にある老舗洋食店のチキンライスのようです。

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松本人志、名曲「チキンライス」のモチーフを明かす

3月10日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系列)で、松本人志さんが名曲「チキンライス」の誕生秘話を明かしました。

A.B.C-Z河合さんの提案したトークテーマ「地方の仕事で必ず食べるもの」でそれぞれがオススメグルメを紹介する中、松本さんは大阪にある老舗洋食店「自由軒」のチキンライスを紹介。

「あそこのチキンライスが俺の作った『チキンライス』(のもとになった)」と明かすと出演者たちからも感嘆の声が上がりました。

「チキンライス」といえば、2004年11月に浜田雅功と槇原敬之名義で発売されたクリスマスソング。

当時、ダウンタウンがMCを務めていた「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」(フジテレビ)に槇原さんが出演した際に、浜田さんが冗談で楽曲制作を依頼したことがきっかけで生まれた一曲です。

そんな名曲のもととなったのがこの自由軒のチキンライスということで、松本さんも「思い出のチキンライス。美味しい。」と絶賛。

吉本の芸人の間では有名なお店のようでしたが、この日出演した千鳥もチキンライスは頼んだことがないようでした。

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ご飯とルーが混ぜられた看板メニュー「名物カレー」

同番組で松本さんが紹介した「自由軒」は、明治43年の創業以来110年もの長きに渡って人々に愛されてきた大阪・難波にある洋食店です。

ご飯に混ぜた状態で提供される混ぜカレーこと「名物カレー」は、炊飯器のなかった時代に冷めたご飯でも熱々のカレーを食べてほしいと考案されたものなんだとか。

また、当時珍しかった洋食店でもテーブルマナーを気にせず食べられ、高級品とされていた卵をご飯に乗せることで栄養面でも庶民たちの心を鷲掴みにしたようです。

昭和初期には作家・織田作之助が足しげく通っていたというエピソードからも歴史の長さ感じます。

これまで多くのメディアで取り上げられてきたこともあって、現在は国内外から多くの人々が来店しているよう。

自由軒の周辺には国立文楽劇場や吉本新喜劇などがあり、芸人や著名人にも多くのファンがおり、店内にはそれを物語るようにたくさんの記念写真が所狭しと並んでいます。

創業当時から変わらぬ味を守り続ける名店、自由軒。

看板メニューの名物カレーに松本さん絶賛のチキンライス、今後大阪へ行くことがあれば是非立ち寄ってみたいお店です。

(文:Quick Timez 編集部)