文:服部慎一

スシロー、アルコールスプレー噴射テロの犯人が特定される!動画から実名や学校名も判明

スシロー
画像:時事通信フォト

飲食店での客による迷惑動画がSNS上で拡散をされる昨今、回転寿司チェーン店「スシロー」にて前代未聞の迷惑動画が拡散され大炎上をしています。

スシローで撮影されたのは、アルコールスプレーをレーン上で回っている寿司に噴射するというもの。

また、スシローのアルコールテロをした犯人の中学生は特定されています。

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スシロー、アルコールテロにより大炎上

22日から23日までにかけ、Twitter上を中心にとある動画が拡散され炎上する騒ぎとなっています。

問題となっているのは、大手回転寿司チェーン店「スシロー」内で撮影されたと思われる迷惑動画で、客の1人がレーンで回っている寿司にアルコールを噴射する様子が写しだされています。

スシローといえば、およそ半月ほど前に客の1人が備え付けのコップを舐めまわし、そのまま戻すという迷惑行為の動画が拡散さればかり。

この動画を皮切りに、数多くの回転寿司をめぐる迷惑系の動画が拡散され、SNSでは炎上する日々が続いています。

アルバイト従業員による店舗での迷惑行為に関しては「バイトテロ」などと揶揄されますが、今回のアルコールスプレーの噴射は「アルコールテロ」と呼ばれている模様。

あまりにも悪質な行為であるだけに、ネット上からは

《他のお客さんが体調不良になるし最悪店潰れるなこれ。あまりにも悪質》

《うわぁ、、これはやばそう》

《これは酷すぎます…。回転寿司好きだったのに怖くていけないです》

《スシローペロペロが可愛く思えるレベルやな》

《これは殺人未遂。》

《あーあ、ついに一線超えたね。 これは「迷惑動画」では済まないんじゃない?》

《アルコールの危険性を知っているのでしょうか?この手の犯罪が多数出て来るのは、国の法律の甘さだと思います》

《これも相当ヤバいな… 行為をした奴は当然ながら本人特定をして対処するのは勿論だけど、動画撮影者も同罪だから同じように対処してやってくれ》

などといったコメントが寄せられています。

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スシロー、アルコールテロの犯人が特定される!実名や中学校名などが晒され…

アルコールスプレーを寿司に噴射したアルコールテロの犯人についてですが、すでにネット上では名前や学校名などが特定される事態になっています。

というもの、この犯人は自身のインスタグラムに動画を投稿しており、そのプロフィール欄には丁寧に名前と学校名、顔写真などが掲載されており、これにより個人情報が特定されてしまったようです。

ちなみに、当該の中学校のWikipediaのページでは「寿司アルコール噴射部」と書かれるなど、荒らし行為も発生。

実害がすでに出ている状況です。

なぜこのような行為に及ぶのか理解はできませんが、SNSにアップをするということは必ず名前や学校名などが特定されてしまいます。

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そうなれば、学校に電話をかける人物もいたり、WikipediaやGoogleの口コミレビューで誹謗中傷が書かれるなどの二次災害に発展。

事件に関係のない周りの生徒や教師らにも迷惑がかかってしまうのです。

スシローはアルコールテロ事件に対して「現在、調査中です。内容の確認ができましたら、刑事・民事両面で厳正に対処して参ります。なお、防止策についてはすでにHPに掲載している通りです」とコメント。

スシローのアルコールテロの犯人関しては、然るべき処罰が下される見込みです。

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アルコールスプレーを寿司に噴射!アルコールの危険性とは

数多くの迷惑行為が横行している昨今、最も被害に遭ったと言わざる得ないスシローは、再発防止策としてレーンに寿司を流す行為を一時的に撤廃。

調味料やテーブル備え付けもの食器等も交換できるようにするなどの対策を講じています。

▼以下、スシローのコメント

「スシロー全店を対象に、テーブルに備え付けの食器や調味料にご不安をお感じになられた場合、お申し出頂ければ、別途保管しております消毒済みのものに交換させていただきます。なお、対象店舗とその近隣店舗におきましては、お客さまにはお手数をお掛けしますが、食器類、調味料等の置き場を店内に設置し、ご自身でテーブルまでお持ちいただく対応と共に、テーブル席と提供レーンの間に一部アクリル板の設置を早急に実施いたします。また、アクリル板の設置につきましては、今後全国の郊外型店舗に対して設置を順次進めてまいります」

一方で、これまでの迷惑動画とは一線を画す今回のアルコールスプレーの噴射テロ。

その危険性については命を落とす可能性も浮上します。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、当たり前のように日常に浸透をしたアルコールスプレーや消毒液。

その濃度は様々ですが、60〜80%と高濃度のものがほとんで、もちろん体内に取り込むことを前提として製造されたものではありません。

手指消毒用のアルコールに関しては、少々飲んでも問題にはなりませんが、香料や添加剤などが胃などの内臓を刺激する場合があるほか、耐性がない方ですと急性アルコール中毒に陥る可能性も。

また、アルコールアレルギーの方は、一口でも口にしたら呼吸困難、蕁麻疹などの重大な症状が現れる危険性もあり、そのほかにも喉の閉塞感、皮膚のかゆみ、頭痛、顔の火照りや赤みといった症状が出ます。

命の危険性もあることから、今回のアルコールテロは今での回転寿司の迷惑行為とは一線を画し、「前代未聞」「史上最悪の迷惑動画」などと言われているのです。

スシローでアルコールスプレー噴射した中学生は、ことの重大さを理解しなければなりません。

(文:服部慎一)