文:服部慎一

瀬下豊被告、禁錮刑となった理由は?不倫相手を同乗させ事故を会社に隠蔽?

瀬下豊

お笑いコンビ・天竺鼠の瀬下豊被告をめぐり、25日東京地裁は禁錮10月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

瀬下豊被告は、2021年に交通事故を引き起こし自動車運転処罰法違反の罪に問われていましたが、世間には公表されていませんでした。

また、人身事故ではあるものの刑事事件として立件されている点や示談にならなかった理由、禁錮刑を求刑された理由なども話題となっています。

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天竺鼠・瀬下豊のプロフィール

名前:瀬下豊

生年月日:1979年7月29日

年齢:43歳

出身:鹿児島県鹿屋市

事務所:吉本興業

血液型:A型

瀬下豊、お笑い芸人。お笑いコンビ・天竺鼠のツッコミを担当しており、相方は川原克己で主にネタ作りは川原が担当している。

同じ鹿児島県出身の2人は、別々の高校であるものの高校時代に知り合い、芸人を目指して大阪へと進出。

吉本興業のお笑い養成スクール・NSC大阪校に入学し、同期にはかまいたちや和牛、藤崎マーケットなどがいる。

「キングオブコント」や「M-1グランプリ」などといった大規模な賞レースのタイトルとは無縁であるものの、2009年に開催された「第30回 ABCお笑い新人グランプリ」では、最優秀新人賞、2014年に開催された「第35回 ABCお笑いグランプリ」でも優勝を果たすなど、実力は折り紙付き。

また、川原の独特なキャラクターがウケ、コンビでの仕事も増えている。

2020年には「アメトーーク!」での出演をきっかけに、瀬下の「チャーンス!」というフレーズがお笑いファンの間で流行。

「死ぬこと以外はNGなし」と体を張った芸風を武器に、セシタマンというキャラクターでも人気を集めている。

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瀬下豊被告に有罪判決!禁錮10ヶ月、執行猶予3年に

25日、天竺鼠・瀬下豊被告が自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた裁判が行われ、禁錮10月、執行猶予3年に判決が言い渡されました。

瀬下被告は2021年、東京都内で車を運転中に事故を起こしており、バイクの運転手を骨折させ、全治およそ3ヶ月のケガを負わせていました。

事故は、東京・中野区の交差点で発生。

赤信号に気づかなかった瀬下被告は、時速10km/hで被害車のバイクに衝突して転倒さたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われていました。

判決をめぐり瀬下被告は、「被害者と一生付き合うつもりで償っていく」と、明かしています。

一方で、事件が発生したのは2021年12月25日だったものの、判決が言い渡された2023年1月の25日であり、それまで瀬下被告が事件を引き起こしていたことを知っていた人物はごくわずか。

「同乗者との会話に気を取られた過失は大きい」として有罪判決が言い渡されていますが、3年前のクリスマスに誰を同乗させていたのでしょうか。

もし仮に不倫相手を同乗させており、不倫の事実もバレたくなかったのであれば、事故もろとも隠蔽しようとした可能性も否めません。

瀬下豊被告の不倫報道とは?活動自粛や復帰などの時系列を紹介

2022年3月、写真週刊誌によって瀬下豊被告の不倫が報じられました。

詳しくはこちら→天竺鼠・瀬下豊、不倫相手の女性は誰?浮気相手はギャル風の美人の可能性が…

瀬下被告は、自身のTwitterで週刊誌で報じられた自身をめぐる不倫報道を認め謝罪もしています。

そのおよそ2週間後には、芸能活動の自粛を発表。

詳しくはこちら→天竺鼠・瀬下、芸能活動休止を発表!妊娠中絶によるイメージ回復は可能か?

また、上記とは別件で地元・鹿児島在住の女性を妊娠させた挙句、中絶を求めるなどの内容が報じられただけなく、複数人との不倫や中絶を要求していたという報道もされ、女癖が悪いというイメージがついてしまったのは事実です。

一方で、活動を自粛してからおよそ2ヶ月後には「ワイドナショー」(フジテレビ系列)にて復帰を果たしますが、批判が殺到。

詳しくはこちら→天竺鼠・瀬下、活動自粛2ヶ月での復帰に批判の声「もう笑えん」「早すぎだろ」

現在まで目立ったTV出演もなく、舞台やLIVEなどを中心に活動を続けてきました。

瀬下さんの不倫相手ですが、2022年の時点で2〜3年ほど交際をしており、元々はファンの女性だったといいます。

つまり、バイク事故を引き起こした2021年12月25日の時点でも不倫相手とは交際をしていたことになるのです。

なぜ、バイク事故を起こしたタイミングで報道されなかったのでしょう。

度重なる物損事故などを起こしている同じ吉本興業所属のインパルス・堤下淳さんですが、事故を起こしたそのタイミングで報道がされています。

やはり、クリスマスの事故ということもあって、瀬下被告の助手席には不倫相手の女性が同乗していたのでしょうか。

瀬下豊被告、禁錮刑となった理由は?事故後の対応が悪かった?

今回、執行猶予3年はついたものの禁錮10月という有罪判決が言い渡された瀬下豊被告。

人身事故ではあるものの死亡事故ではない事故でありますし、著名人であるということを考慮すると、刑事事件として立件され示談が成立しなかったのは不思議でなりません。

禁錮刑という判決にネット上からは、

《瀬下ェ……全治三ヶ月で示談なしてどんな対応したんや……》

《瀬下… 禁錮刑になるって何をしたんや? ただの交通事故やったらなかなかならん気するねんけど》

《瀬下の件、逆に何やったら禁錮刑判決になるのか気になってきた…》

《瀬下が交通事故で命に別状なくて、禁固刑ってどんだけ事故後の対応悪くしたんだろうか》

《瀬下のやつ示談になってないのがヤバい》

《命に別状なしの1対1の事故で禁錮刑ってあんま無いイメージだからびっくりした。相手の方が無事でよかったけど、そういうことじゃない問題でも発生したんかと勘ぐってしまう》

などのコメントも寄せられています。

基本的に著名人の刑事事件の場合の多くは示談や不起訴処分となることが多く、死亡を伴わない人身事故などの交通事故ではなおさらです。

示談せず被害者が損害賠償請求をした場合ですが、事故発生日の翌日から5年で損害賠償請求権の消滅時効を迎えます。

そのため、被害者側も示談に応じてすぐに賠償金を請求した方がリスクも避けられるのです。

では、なぜ被害者は示談に応じず瀬下被告は禁錮刑となったのでしょうか。

まず、瀬下被告が不倫相手を同乗させていた場合、不倫が吉本興業にバレるのを恐れ弁護士などに相談せずに1人で対応をした可能性が考えられます。

こうしたケースの場合、事故後の対応が悪くなってしまい、示談交渉が成立しなかったということがいえるでしょう。

被害者側がよほど腹を立てており、金銭でなはく刑でもってして罪を償って欲しいと考えた可能性も。

禁錮刑は懲役罰のように、労働が義務付けられておらず強制されないというもの。

禁錮10ヶ月という刑は、瀬下被告の2ヶ月間の活動自粛から考えれば相当長いと言わざるを得ません。

初動の対応を誤ったのか、被害者の逆鱗に触れる何かをしたのか…。

いずれにしても、有罪判決が下った瀬下被告の芸能生活はこの先、相当厳しいものになるでしょう。

(文:服部慎一)