画像:時事
女優の平手友梨奈さんが、韓国の大手事務所「HYBE(ハイブ)」に移籍することが明らかとなりました。
平手さんが「HYBE(ハイブ)」に移籍をする理由とは何なのでしょうか。
今後の活動や、給料面、日本のエンタメ界での限界などさまざまな理由が考えられるようです。
平手友梨奈のプロフィール
名前:平手 友梨奈(ひらて ゆりな)
生年月日:2001年6月25日
出身:愛知県
身長:163㎝
血液型:O
趣味:お笑い番組の鑑賞
特技:バスケットボール
平手友梨奈、女優、歌手、ダンサー。2015年に兄から勧められた、欅坂46の1期生オーディションに応募し、合格。同グループの1期生メンバーとなる。
2016年、欅坂46の1stシングル「サイレントマジョリティー」でセンターに抜擢され、デビュー。
”笑わないアイドル”という今までにないアイドル路線で活動したことと、高い表現力が話題となり、注目を集める。
曲の世界観にのめり込むあまり、2017年に初出演した「第68回NHK紅白歌合戦」(NHK)での「不協和音」のパフォーマンス中、右腕打撲により痙攣するという事態が発生するなど、怪我をいとない全力でのパフォーマンスが有名で、彼女の魅力の1つでもある。
2018年公開の映画「響き-HIBIKI-」で映画初出演にして主演を務めると、翌年、同作で「第42回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞したほか、3つの賞を受賞し、女優としても注目を浴びる。
2020年にグループを脱退し、女優としての活動を始める。
以降、2021年公開の映画「さんかく窓の外側は夜」や、同年公開の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」に出演。
テレビドラマでは、2021年放送のドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)、2022年放送のドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)などの話題作に多数出演。
「響き-HIBIKI-」で共演した北川景子とは親交があり、映画公開後も北川の自宅に呼ばれるほど仲がよく、「さんかく窓の外側は夜」では北川景子からの申し出により共演を果たしている。
平手友梨奈、韓国大手事務所「HYBE(ハイブ)」へ移籍
21日、女優の平手友梨さんが韓国の大手芸能事務所「HYBE(ハイブ)」に所属をすることが明らかとなりました。
平手さんは、同事務所の日本本社である「HYBE JAPAN」の新レーベル「NAECO(ネイコ)」に所属。
今後は、今以上に女優やソロ歌手として活動を続けます。
「HYBE(ハイブ)」は世界的に活躍をするグループ、「BTS」や「TOMORROW X TOGETHER」、「ENHYPEN 」といったアイドルグループをはじめ、モデルや女優としても活躍をしているNANAさんや、BUMZUさんといったソロで活動を中心としたアーティストも多く所属をしています。
また、昨年4月には「HYBE(ハイブ)」はアメリカの「イサカ・ホールディングス」を買収したため、「イサカ・ホールディングス」に所属をしていたアリアナ・グランデさんやジャスティン・ビーバーさんといった世界的アーティストも「HYBE(ハイブ)」に所属。
世界のエンタメ業界を見ても、今、最も勢いのあるレーベルと言っても過言ではありません。
新レーベルの「NAECO」は海/大洋を表す「OCEAN」を文字ったもので、打ち続ける波によって水の流れがひっくり返る様子と、継続的に自己変革を追求していくレーベルとしての事業方向性、アーティストの姿勢を重ね合わせて表現しているとのこと。
平手さんはレーベルに移籍をするにあたり「このたびHYBEの新レーベル『NAECO(ネイコ)』に所属となりました。より良い作品を届けられるよう、いろんなクリエイターの皆さまとディスカッションをしながら一つ一つ取り組んでいけたらと思っています。よろしくお願いします」と、意気込みを述べています。
平手友梨奈、「HYBE」の移籍理由は何?
平手友梨奈さんの移籍をめぐっては、ネット上からも
《ハイブ平手ちゃんまじ????》
《平手ちゃんがハイブかぁ……!! 確かにNiziUのあやかとか、ルセラのかずはとかと、顔の系統は似てる。 韓国人が好きな日本人顔ってこれよね!ってイメージだわ!》
《平手ちゃんよくわからんけど、すごいんよな、、、?》
《平手ちゃん衝撃すぎて。。》
など、驚きの声が寄せらています。
平手さんの移籍理由については4つほど考えられるでしょう。
平手友梨奈の移籍理由①:世界的に活躍をしたい
平手さんは欅坂46というアイドルグループの出身で、同グループに在籍していた当時から最年少メンバーながらもカリスマ的存在を誇っていた方。
歌やダンスなどの表現力に優れており、同グループを脱退後も女優やソロ歌手としてさまざまな活動をしてきました。
このまま活動を続けていても日本のドラマや映画などのオファーはあるかと思いますが、世界で活躍をしたいと考えた場合、やはりマネジメントの部分で難しいと感じたのでしょう。
それゆえ、「HYBE」の新レーベル「NAECO」へ移籍し、今後は世界的にグローバルな活躍を目指したといえます
平手友梨奈の移籍理由②:日本の芸能界や事務所への不満
平手さんは「梨泰院クラス」の日本版リメイクドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系列)に出演をしていましたが、同ドラマをめぐり平手さんが日本で所属をしていた事務所が「うちの平手で大丈夫ですか?」「面倒を見切れない」などと消極的な姿勢を見せていたことが明らかとなっています。
世界で活躍をしたいという彼女の思惑とは裏腹に、日本の事務所から制限を受けているのであれば、移籍を決意して然るべきだと考えられます。
平手友梨奈の移籍理由③:給与の問題
日本の芸能界でも平手さんの活躍具合であれば、相当な金額のギャラは支払われていると思いますが、事務所の給与形態によって平手さんの手取りは大きく左右されます。
一方、「HYBE」に所属をするBTSはアメリカの「Forbes」が2020年に発表した「世界で最も稼ぐセレブランキング」で47位にランクインをしており、推定年収は5000万ドル(約54億円)だと記載されていました。
事務所とアーティストが5:5での配当だったとしても、27億円もの年収となり、メンバー1人当たりでも3億円近くの年収があるといえます。
こうした給与等の待遇面からも、平手さんが「HYBE」へ移籍する理由につながるでしょう。
平手友梨奈の移籍理由④:同世代の日本人の活躍
平手さんが移籍をする「HYBE JAPAN」には、「LE SSERAFIM」というアイドルグループも所属をしており、同グループには元HKT48の宮脇咲良さんや、KAZUHAさんといった日本人も所属をしています。
こうした平手さんと同世代の日本人も、事務所に所属をしているという安心感もあると思いますし、刺激を受けた可能性も。
今後平手さんは、日本を飛び出し世界で通用するアーティストとなるために、さまざまな努力をすると思いますが、どの事務所に所属をしてもファンは応援を続けることでしょう。
(文:服部慎一)