画像:時事通信フォト
・24日、週刊誌の公式サイトで女優・橋本環奈さんと俳優・中川大志さんの熱愛報道がアップ。
・人気者同士ゆえネットでは様々な反響が見られ、所属事務所は対応に追われたようですが、中川さんと同姓同名であったために勘違いされて対応を迫られた人物がいました。
「中川大志」違い!橋本環奈と交際報道で元プロ野球選手が飛び火被害もユーモアたっぷりの弁明
24日、元プロ野球選手でDeNAの中川大志スカウトが自身のインスタグラムのストーリーズ機能(24時間で投稿が消えるシステム)に一部報道に対するコメントを寄せました。
同日朝、週刊誌の公式サイトで「お泊まりデート」と熱愛を報じられた女優・橋本環奈さんと俳優・中川大志さん。
中川スカウトはテキストのみで「あっ…えっと あの~ 僕ではないんです… はい… 人違いなんですよ!! はい…」と、今回の熱愛報道に関し、同姓同名の別人であることを綴り「でも朝ニュースを見たときはなぜか悪い気はしませんでしたよ むしろ誇らしい気持ちにね なぜだろうか…」とコメント。
続けて「妻からも付き合ってんの? って聞かれたので… 秘密と答えておきました…笑 少しばかり調子乗ったことを お許しください…」と夫人とのやりとりを振り返るなどユーモアたっぷりに締めました。
ネットには
《こっちの中川大志さんもなかなかのイケメン》
《逆やったら面白かったのに》
《今回の同姓同名はなんか得した気分》
《同姓同名の方がいらっしゃることを初めて知ったけど、飾らない素直なコメントに好感持ちました》
《何回見ても笑う。大志くんインスタでも言ってたやつ》
など、ほんわか気分になったという書き込みが目立ちました。
同姓同名は切磋琢磨!違うフィールドで活躍していても互いに応援できる仲に
今回、同姓同名のため多くの人から女優と交際していると勘違いされてしまった中川さん。
編集部で調べたところ、氏名が似ていると注目を浴びてしまうのは逃れられない宿命であることは他にも類似の出来事が数多あることで判明しました。
読者の皆さんは「キムタク」というと、誰を頭に思い浮かべますか?
かつて日本ハムファイターズ、広島東洋カープ、読売ジャイアンなどツで活躍した木村拓也選手(選手歴は1991〜2009)がいました。
高校時代に捕手を務めていたことから、捕手としてプロ生活をスタートさせますが、その俊足と強肩を買われて外野手に転向。
トレードして読売ジャイアンツに移籍後、チームの穴を埋める活躍を見せたことで、当時の原辰徳監督は「タク(木村の愛称)がいなかったらと思うとゾッとしますね」と、原巨人のリーグ3連覇に大きく貢献したことから、絶大なる信頼を寄せていたことが分かるコメントをしています。
「キムタク」、「タク 」という愛称で、攻守共に優れユーティリティプレイヤーとして重宝され、本職以外のポジションでも堅実にこなす実力派。
現役引退後はそのままコーチに就任しますが、2010年にマウンドの上で意識を喪失しそのまま倒れ込み、意識不明の重体から容態は改善することのないまま5日後に帰らぬ人となりました。
生死を彷徨っているその間、ファンらは現役時代の応援歌を熱唱しエールを送った他、木村さんの死去当日、巨人は対阪神タイガース戦に勝利、小笠原道大選手がは決勝本塁打を放ち、木村さんに白星を捧げる感動的な1日に。
「お別れの会」当日、木村選手の追悼試合では仲の良かった谷佳知さんが8回裏に代打で登場しグランドスラムを放ち、その後のヒーローインタビューで涙ながらに木村選手への想いを語り、原監督は2012年のリーグ優勝後、「ようやく拓也にいい報告が出来る」と振り返るほど、とても愛された選手でした。
同姓同名の男性アイドルである木村拓哉さんの愛称「キムタク」にちなみ「球界のキムタク」と紹介されることが多かった木村さん。
奇しくもお2人は共に1972年生まれということもあり、同学年対談をしたこともあります。
その際、木村拓哉さんは「(自分自身は)野球はあまり詳しくないが、自分と同じ名前のプロ野球選手がいることは知っていた」、「(上述の理由から)「キムラタクヤ」といつもフルネームで(木村拓也選手が)呼ばれるじゃないですか。自分の事ではないが、何か『よしっ』という感じで嬉しく思っていた」と語り、一方の木村拓也選手は「知名度は(木村拓哉さんがアイドルということもあり)全然違うと思いますけど、プロ野球選手として(SMAPの)木村さんと同じぐらい名前を知ってもらえるようになろうと、ある意味目標にしてましたね」と、双方が意識しあい、切磋琢磨しあう間柄だったようです。
中川スカウトも、今回の人違いに「悪い気はしなかった」、「むしろ誇らしい気持ち」とあり、互いにイケメンで実力も申し分なし。
中川スカウトの知名度も球界ファンから頭一つ抜き出た形となり、よい相乗効果となったに違いありません。
(文:Quick Timez編集部)