画像:時事通信フォト
・18日に放送された朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系列)。
・フリーアナウンサーの高橋真麻さんがコメンテーターとして出演しました。
・旧統一教会と政治家の関係の「濃淡」についてとりあげられ、高橋さんは「霊感商法で助けられた人もいる」と発言し、ネット上に批判が多く寄せられるなど、波紋が広がりました。
高橋真麻「霊感商法で助けられた人もいる」発言で波紋広がる
18日に放送された朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系列)。
フリーアナウンサーの高橋真麻さんがコメンテーターとして出演しました。
この日、同番組では安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけにホットな話題となった、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)と政治家との関係の「濃淡」について、意見を求められる一幕が。
高橋さんは「濃淡のレベルのつけかたも難しい」とした上で、宗教に救われるケースもあると訴えたかったのか「霊感商法で助けられたっていう人もいれば、訴えるくらい悪質だっていうのもある」と述べました。
この発言に番組内ではジャーナリストの有田芳生氏が即座に反論するなど、スタジオは不穏な空気に。
高橋さんの発言を受け、ネットには
《想像力の欠如が原因》
《さすがに今回の発言は反省では済ませられない》
《言葉の選択を誤った、などという問題ではない。発言の意図が狂っている》
《元アナが言葉選びって、職業意識ない》
《責任負わせるべき》
など、辛辣な意見が書き込まれ物議を醸しました。
高橋真麻、過去にも失言が
今回、高橋さんの発言についてネットで多くの批判が書き込まれ、これに立憲民主党の蓮舫参院議員が反応。
高橋さんへの批判ツイートをリツイートする形で「誰にでも好きにコメントさせるのはどうなの」と、投稿しました。
ネットでの批判が続いたことを受け、高橋さんは翌19日に自身のブログで謝罪コメントを発表。
「言葉選びを間違えてしまい、大変申し訳なく思っています」、「霊感商法を肯定する気持ちは1ミリもありません」、「言葉の選択を誤ったことの重大さ、影響力を感じ反省」と記しました。
しかしながら、ネットには高橋さんの「言葉選びの誤り」は本質的な問題ではなく、根本的な考え方や認識が偏っているという指摘が相次いでいます。
「霊感商法」でさえ、それにすがった本人が幸せならば良いという考えが根底にあることから、件の発言につながったのではとして、人の心の弱さや不安につけこむ洗脳の恐ろしさに触れなかった高橋さん。
経済的に逼迫してもなお縋ってしまい、選択の自由さえ奪われ一家離散などの家庭崩壊や自己破産に至ることは決して幸せとは言えません。
宗教への信仰心と霊感商法をごちゃ混ぜに捉えている感が節々に感じられた高橋さんですが、過去にもコメンテーターという立場であるにもかかわらず「メンヘラ」、「老害」など、「公共の電波を使って使用するのが憚られる」ほどのネットスラングや過激なワードチョイスからネットが炎上したことも。
高橋さんのコメンテーターとしての資質が問われているようです。
(文:Quick Timez編集部)