画像:時事通信フォト
先週金曜日に新国立競技場で行われた東京オリンピックの開会式。
芸能界からたくさんの俳優、お笑い芸人が登場し開会式を彩りましたが、26日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)でMC加藤浩次さんが感想を口にしました。
「正直すぎる」と視聴者も騒然とした加藤さんの一言とは一体?
加藤浩次、オリンピック開会式にド直球の一言「まとまりはなかった」
26日、先週金曜日に新国立競技場で開催された東京オリンピックの開会式を振り返った「スッキリ」(日本テレビ系)。
出演者らが開会式に賛辞を送る中、MC加藤浩次さんは率直な意見を口にしました。
直前まで立て続けに発生した制作スタッフの辞任問題により、一時は中止の報道を出ていた開会式。
しかし予定通りに開催すると、森山未來さんや真矢みきさんをはじめ芸能界を代表する俳優やお笑い芸人が登場し進行を彩りました。
この日、その開会式に登場した市川海老蔵さんらのパフォーマンスを振り返った同番組。
月曜コメンテーターの俳優・小澤征悦さんは「僕は全部素晴らしかったんですけど、その中でもピアニストの上原ひとみちゃん。彼女自身が音楽になっていたんで、感動しました」と絶賛しました。
ただスタジオが絶賛のムードに包まれる中、加藤さんは難しい表情。
そして、開会式の感想を求められると「まあ…」と歯切れ悪く切り出すと「まとまりはなかったね」と、感想を述べたのでした。
さらに、加藤さんは「出てた方は本当に一生懸命、素晴らしかったとは思いますけどね」とトゲのある一言も。
これにはナレーションを担当していた南海キャンディーズ・山里亮太さんも大慌て。
「あーなるほどね…色んなテーマ色んなところにありましたからね」とすかさずフォローを入れていました。
加藤浩次の意見に視聴者の意見は真っ二つ
東京オリンピックの開会式について、「まとまりはなかったよね」と感想を述べた加藤浩次さん。
すると、加藤さんの一言に視聴者が反応、「加藤浩次、そういうところ好きやで」、「海外の式典を観てる感じだった。パフォーマーはすごかったけど、全体的にね。なんか微妙だったよね」などと加藤さんに共感する声が。
しかしその一方で、加藤さんの「まとまりがない」という感想に反発する意見も。
《まとまりって何?じゃあどうするのが良かったの?教えてよ加藤さん》
《コロナ禍なのにバカ騒ぎしてどうすんだか。情勢を鑑みた、空気の読める日本らしい開会式だっただろう」》
などという声がまた共感とは異なった声が上がっていました。
「開会式後、『金を返してほしい』と番組で不満を漏らしたビートたけしさん、SNSで『最低最悪』と書きつづったデヴィ夫人など、開会式をこき下ろしたタレントが続出しました。しかしそのどの意見にも共感、反発の声が。海外メディアが報じたことから『簡素』というのは間違いない感覚なのでしょうが、不祥事が相次いだ中、開催までこぎつけたパフォーマー、スタッフの努力を嘲笑するな、ということなのでしょう」(芸能ライター)
加藤さんのコメントに賛否相次いだ26日の「スッキリ」。
コロナ禍、スタッフの連続辞任の中始まったオリンピックで、まずは開会式を無事に終了させることのできた関係者をねぎらうことが重要なのかもしれません。
(文:有馬翔平)