文:有馬翔平

ピアニスト・清塚信也、壮絶な生い立ちに視聴者も言葉を失う「虐待だよね?」「これは笑えないヤツ」

清塚信也

画像:時事通信フォト

俳優活動や様々なアーティスト、スポーツ選手らとのコラボレーションなど多岐にわたって活動しているピアニスト・清塚信也さんが「プレミアムトーク」に出演した22日の「あさイチ」(NHK総合)。

クラシックの枠を飛び越えてロックミュージシャンともステージを開くこともある清塚さんは、ピアニストになるまでの生い立ちを語りました。

しかし、音楽一家ではないにもかかわらずプロになるまでの過程に視聴者は騒然とした模様です。

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「あさイチ」出演のピアノニスト、壮絶な生い立ち告白にスタジオも騒然…

22日、様々なアーティストやスポーツ選手とのコラボレーションやクラシック音楽の解説、はたまた俳優活動など幅広いタレント活動を行っているピアニスト・清塚信也さんが「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」に出演。

プロのピアニストになるまでの壮絶な生い立ちをカメラの前で語りました。

演奏会ではピアノ演奏とともに30分にわたるトークを披露したり、「ベートーベンはロック」とロックミュージシャンと音楽のジャンルを超えてコラボレーションをしたりクラシック音楽家としは破天荒な活動を行っている清塚さん。

一般的には、フィギュアスケートの羽生結弦選手の演技に合わせてピアノを生演奏した企画やドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)での演奏協力したことで知られていますが、現在の人気ピアニストになるまでには相当な苦労を重ねてきたのだそう。

「小学生の時から、毎日12時間も練習してきました」

特に音楽一家でもなく両親も音楽の経験もない家庭に生まれた清塚さん。

実母の「自分が幼いころに音楽やりたかった」と思いからピアノを習わされており、母の夢を押し付けられるような形で非常に厳しい母の監視のもとで練習を重ねてきました。

学校に通学してても母からは「漢字も計算も雑念だから、音符を頭に入れることだけしてなさい」と、音楽以外のことはほぼ禁止されていた幼少期が判明するとスタジオは騒然。

この言葉通り「ピアノ漬け」の毎日に、番組MCの博多華丸さんが「自由時間とかなかったの?」と聞くと清塚さんは「野球が好きで、野球の中継は観ていました」と回答。

しかしその「野球中継」というのも、清塚さんが数分で食べるよう母から強いられていたご飯の時間に流れているニュース番組のダイジェストでしかなく、そのわずか数分の時間が小学生の頃の唯一の楽しみだったのだそう。

そして、「ピアノを辞めたいと思ったことは?」とピアノから離れる生活への憧れについて質問が及ぶと、「もちろんありましたよ」と顔をほころばせる清塚さん。

ただ、「やめたい」と思っても母が非常に恐かったためやめることができず、さらに勉強も放棄してピアノに向かっていたため「ピアノをやめたら何も残らない」、「ピアノで生活をしないと人生が積んでしまう」と焦燥感にかられその一心でピアノを続けてきたのでした。

 

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清塚信也、壮絶な生い立ちに視聴者言葉を失う…「別の番組だったら虐待特集だった」

幼少期の母から受けたスパルタピアノ教育を告白した清塚信也さん。

結果、その練習もあって学生時代から国内外問わず名だたる賞を総なめにしてきました。

しかし、清塚さんの壮絶すぎる生い立ちに番組を観ていた視聴者も思わず言葉を失ってしまった様子。

「…虐待だよね??」

「清塚さんめっちゃ笑顔で話してるけど、これ笑えないヤツなのでは?」

「そんな毒親のもとでもよく曲がらずに育ったもんだな」

「笑っていってるけど、教育テレビだったら虐待特集で放送されているよ」

「成功したからいいという美談で済ましていいのか?今でもこういう親はいるよな」

「自分の夢を子供に乗せるって重すぎるだろ母親…」

「清塚さんだったから結果オーライみたいになっているものの、マジでシャレにならんぞこれは」

「よくそんな体験をしてここまで音楽を愛せるようになったよな…尊敬する」

などと、母の清塚さんへの教育は「虐待だった」と指摘する声が上がりました。

その影響もあってか、一時SNSの検索で「あさイチ」というワードに、「虐待」というワードが関連付けれられるように。

現在、ピアニストとして名を馳せているものの、一歩間違えれば人生全てが台無しになっていた可能性に視聴者も恐怖を感じたようです。

(文:有馬翔平)