画像:時事
昨年末にホテルで大規模パーティーを開催し多くの批判を受けることとなったタレント・デヴィ夫人が10日、「サンデー・ジャポン」(TBS系)に生出演。
生放送で、大量に寄せられた批判に反論を展開しました。
しかし、デヴィ夫人の反論に視聴者の怒りが再燃。
「もはや老害」、「品のない金持ち」などと厳しいコメントが殺到することとなった、デヴィ夫人の反論とは一体どのようなものだったのでしょうか。
デヴィ夫人「緊張感を持っていただきたい」若者へ責任転嫁?大規模パーティー批判に生放送で反論!
10日、昨年末に大規模パーティーを開催したとして批判を招いているタレント・デヴィ夫人が「サンデー・ジャポン」(TBS系列)に生出演、現在も寄せられている批判に対し反論を口にしました。
昨年大みそか、高級ホテルで動物愛護活動の知人90人ほどを招待して、カウントダウンパーティーを開催したデヴィ夫人。
そのパーティーの一部始終を動画に収め、自身のSNSに投稿したところ、参加者がマスク未着用だったこと、デヴィ夫人自身が参加者と密着してダンスを踊っていることに「感染対策が甘すぎる」、「今パーティーをすべきではない」などと一般ユーザーから怒りの声が多数寄せられることに。
この批判に「私はこの時期だからこそ、勇気を持って開催したんです」と、スタジオで反論の口火を切ったデヴィ夫人。
「このパーティーをすることで、ホテルなんか10万円する部屋を2万円で出すところもある、パーティーを開催することでホテルも助かるし従業員も助かる、ホテルに品物を入れている業者さん皆さんが助かります。そしてオーケストラ20名、ダンサーも15名、オペラ歌手3名、みんな助かってます」と持論を展開。
「そして私たちもストレスを抱えてますよね。こういうパーティをすることでパワーをもらう、元気をもらう。私たちのような人間がお金を遣って経済を回さないと、日本が破綻してしまう」と、経済を回すことにパーティ開催は必要だったことを主張しました。
さらに新型コロナウィルスの感染対策については「ホテル側は一生懸命やってくださった」、「4台のアルコール消毒、テーブルの間隔をあける、10人座れるところも5人にしました。皆さんはじめはマスクも付けてました」と、ありとあらゆる感染対策が十分だったこと、マスクも食事の時だけ外したことも説明。
そして、批判を招く原因として「東スポ(東京スポーツ新聞)の書き方に悪意があった」、「東スポに責任がある」とメディアを名指しで非難したのです。
すると、デヴィ夫人の反論に首を傾げた番組コメンテーターの杉村太蔵氏が、「パーティーを開催することで感染拡大がいつまでも止まらない…」と疑問を口に。
しかし、杉村氏のコメントを「お言葉ですけど、私がパーティを開いたのは10日前です。誰も感染してません!」と遮りデヴィ夫人は怒りを滲ませました。
そして、新型コロナ感染者の大半が20、30代の若者ということを挙げて、パーティ参加者は感染対策の「意識」が高いことを述べ、「緊張感を持っていただきたい」と若い世代へ苦言を呈したのです。
その後、「ステイホームしている人からすれば、ああいうパーティーはイラっとする」と食い下がる杉村氏に対し、「あなたは私にジェラシーを抱いている」とデヴィ夫人が一蹴してスタジオの笑いを誘っていました。
デヴィ夫人、大規模パーティーの逆ギレに視聴者もあきれ…「老害以外の何ものでもない」
昨年大みそかに開催したカウントダウンパーティーへの批判に、生放送で反論したデヴィ夫人。
杉村太蔵氏の疑問も一蹴するシーンも見られましたが、デヴィ夫人の反論をテレビを通して観ていた視聴者は激怒した様子。
「デヴィ夫人バカか?感染しないとかそういう問題じゃないだろ。気の緩みが問題視されている中で、パーティーを開いたことが批判されているんだろ」
「経済回そうとするなら他の方法があっただろうに…」
「デヴィ夫人、バラエティで結構好きだったのにな残念。コメント聞いてると品のない金持ちのイメージしかなくなった」
「杉村の反論を巻くし立てて遮っているあたり、老害以外の何ものでもないと思う」
「自分が特権階級だと勘違いしてるんだろうな」
などと厳しい言葉が並び、批判が再燃する結果に。
菅義偉首相の会食など、大勢での食事が問題になった昨年。
デヴィ夫人は感染対策ではなく、自身のパーティーが国民の「気の緩み」に影響を及ぼす可能性あったのか、そこについても反論する必要があるのかもしれません。
(文:有馬翔平)