文:有馬翔平

加藤浩次、ネット中傷の加害者に大激怒…木村花さんの母へ送ったメッセージに「僕は怒りしかない」

加藤浩次
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

今年5月、自ら命を絶った女子プロレスラー・木村花さんをネット上で誹謗中傷し、加害者の男が書類送検されたことについて取り上げた22日の「スッキリ」(日本テレビ系)。

木村さんの母・響子さんが取材に応じ加害者の男からメッセージを受け取ったことを明かしました。

そのメッセージの内容に番組MCの加藤浩次さんが、怒りをあらわに。

「何言ってんのコイツ」、「話にならないよ」と加藤さんが激怒することとなった、メッセージの内容とはどのようなものだったのでしょうか。

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加藤浩次、ネット中傷の加害者に大激怒…「何言ってんのコイツ」、「話にならない」と怒鳴り続ける

22日、今年5月に出演していた恋愛リアリティショー番組での振る舞いをきっかけにネット上で誹謗中傷を受け自ら命を絶った女子プロレスラー・木村花さんについて特集を組んだ「スッキリ」(日本テレビ系)で、木村さんの母・響子さんが明かしたある事実に、番組MCの加藤浩次さんが激怒するシーンがありました。

今月、木村さんをネット上で中傷したとして警視庁が大阪府在住の男を書類送検し進展があったこの事件。

響子さんが今回、カメラに語ったのは加害者の男に対し告訴に踏み切ったその胸の内でした。

亡くなった木村さんの携帯電話に保存されていた中傷コメントの数々を目にした響子さん、このコメントを保存した複数の画像に「私に残された宿題」と加害者を突き止めることを決意したのだそう。

そして、加害者の一人を書類送検するに至りましたが「侮辱罪」と軽い罪状での送検に、「侮辱罪とい軽い罪でも何千人もの人がその罪を重ねれば人の命を奪うことができる」として、ネット上での誹謗中傷に新しい法整備が必要だと訴えました。

さらにこの日、響子さんは書類送検された男から事前にメッセージを受け取っていた事実も公表。

「自分は生きている価値もない人間だから、もし損害賠償が必要だったらそれらが終わったら死にたいという内容だった」と、男が謝罪とともに「自死」をほのめかしていたことが明らかに。

この男のメッセージにスタジオにいた加藤さんは激怒、「『損害賠償が終わったら死にたい』とか何言ってんだコイツって思うべ」、「だったら顔見せて会いに行って謝罪しろよ、何ネットでやってんの?」と、ネット上でメッセージを送ってきた男の行動に不満を述べました。

さらに加藤さんの怒りは収まらず、「僕は響子さんが訴えたいって気持ちわかるね」、「『死にたい』って自分が『死ね死ね』言ってたんじゃないのかよ。僕は怒りしかないね」と終始筋の通らないメッセージに不満を爆発させていました。

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加藤浩次のガチギレに反響相次ぐ…「加藤が正しい」、「絶対に許せない」とコメントが殺到

木村花さんの母。響子さんへメッセージを送った加害者の男に怒りをあらわにした加藤浩次さん。

「話にならない」と一蹴したことに、番組を観ていた視聴者からは多くの反応が。

「加藤さんがキレた!でもこれは加藤さんが正しいよ。誠意を見せるなら直接じゃなきゃね」

「これは誰だってブチギレるよ…メールで?はあ?何様なのこの大阪の男」

「メールで『死にます』とか命軽んじてない?アホでしょ、どこまで卑怯なんだよ…」

「おっしゃっていることはもっともだと思います加藤さん」

「私も絶対に許せないかな?」

と、加藤さんの怒りの感情に理解を示す意見が大半を占めました。

しかし、その一方で、

「加藤の言ってることは至言だけど、それもネットリンチになるんじゃない?」

「加害者だけじゃなくて、批判を招くような番組を作った制作側の問題も指摘するべきでしょ」

「花さんのお母さんは、そういうこと言ってほしくなかったんじゃないの?」

などと、加藤さんの怒りに眉をひそめる視聴者の姿も。

今回、放送で加害者側を批判した加藤さん。

しかしそれと同時に、番組制作側の根本的な問題にも触れなければならなかったようです。

(文:有馬翔平)