文:有馬翔平

ひろゆき「さっさとほしい人にあげちゃって…」生活保護受給への中傷に解決策ズバリ

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

先日、北海道苫小牧市の生活保護課職員がSNSで生活保護受給者を中傷する発言をしたことを取り上げた3日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、その特集にひろゆき氏がある解決策を提案するシーンがありました。

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ひろゆき、生活保護受給者への誹謗中に「さっさとほしい人にあげちゃって…」

3日、北海道苫小牧市の市職員が生活保護受給世帯を中傷する発言をSNSに投稿していたことを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その問題に、MCひろゆき氏が自身の見解を述べました。

先日、生活保護を担当する市職員が受給者へ向けて「人間ではない」、「野蛮だから時計をしていくと襲われる」などと投稿を繰り返していたこの問題。

すると、ひろゆき氏は「貧困系のNPOで働いている人もそうなんですけど」と体験談を交えて「ちょっと不遇な人ってウソついたり、生活習慣にアル中みたいに難がある人が多い」とコメント。

その上で「職員が負担になったり不満を抱いたりというのは当然」と、今回のような発言が担当者から漏れることへ理解を示しました。

そして、ひろゆき氏は「なので厳密な審査とかしないで、さっさとほしい人にあげちゃって、もしウソついていたら税務署がひたすら差し押さえするとかでいいんじゃないかなって思ってます」と問題の解決策を口に。

一方、「受給が増えること自体が社会にとっていいかというのは別なんですけど、相談件数が増えることは良いことだと思う」としたひろゆき氏。

「役所でこういう補助金があるよって知らない人もいるので、子育てしている家庭で職員が子供を代わりに見てくれる制度とかもあったりするので、すげえ困ったらとりあえず役所に相談するという習慣を付けた方がいいのかなって思います」と相談しやすい環境づくりを訴えていました。

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「ひろゆきに同意」ひろゆきの提案に視聴者も納得

市役所職員による生活保護受給世帯の中傷に対し、理解を示したひろゆき氏。

すると、番組を観ていた視聴者からは、「不正受給を支給する側だけが判断することになっているからこうなる。別部署を設けた方がいい」などと同意の声が。

ただ実際に市役所職員が受給者から恫喝されることもあるのだと言います。

「市役所業務の中で生活保護を担当する部署は特に激務だと言われています。というのも、受給を拒否されると窓口で職員に対し怒鳴り声を上げて受給させようとするケースも珍しくないからです。恫喝され精神面に異常をきたす職員がいるという話も結構耳にしますし、それを考えるとSNSに投稿した職員にも同情してしまいます。もちろん、生活保護が必要でルールに則って受け取っている人が大半ですが、その人たちの名誉と職員の安全を守るためにひろゆきさんのような対策は急務でしょうね」(ライター)

コロナ禍の影響もあり相談件数、受給件数ともに増加している生活保護。

しかし受給される側とともに、受給する側の安心安全も保障されなければなりません。

(文:有馬翔平)