文:服部慎一

韓国国会副議長、日本産水産物の輸入の全面中止を提言…ネット上では「どうぞどうぞ」

(※画像はイメージです)

韓国国会の金相姫(キム・サンヒ)副議長が、「日本産水産物輸入の全面中止」を求めた問題をめぐり、賛否両論が巻き起こっています。

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韓国側、日本産水産物輸入の全面中止を提言…ネット上では「どうぞどうぞ」

20日、韓国国会の金相姫(キム・サンヒ)副議長が日本産の水産物輸入について提言。

福島原発内放射能汚染水処理案をめぐり、日本政府の対応が「福島汚染水海洋放流を強行する」とした場合、金副議長は「日本産水産物輸入の全面中止をすべきだ」としました。

日本政府は、来週の27日に行われる閣議において、汚染水の放出について最終決定を行います。

この閣議決定次第では、強硬策に出るという韓国側の意見を受け、ネット上では

《輸入だけ?輸出もいかが?》

《どうぞどうぞ》

《韓国からの日本への輸出入も、全面中止して下さい》

《是非やって下さい》

などの意見が相次いでおりました。

 

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韓国知事、放射性物質トリチウムをめぐり日本側に提言

韓国南部・チェジュ道の知事は、トリチウムと呼ばれる放射性物質を含む水の処理方法に関して、日本政府に海に放出しないよう求めました。

知事は、「放出された水は日本の海だけに流れ込むのではない。太平洋でつながるすべての国が当事者だ」と強調しており、韓国側の汚染水に対する対応は慎重であることも伺えます。

トリチウムという物質は大量に摂取した場合のみ、人体にとって危険を及ぼすことがあります。

一方でIAEA(国際原子力機関)は十分に処理された汚染水は海洋放出が可能との見解も示しています。

日本側の対応次第では、水産物輸入が全面中止にもなりうるこの汚染水問題。

どのような結末を迎えるのでしょうか。

(文:服部慎一)