文:有馬翔平

日テレ「スッキリ」、移住推奨に疑惑の声殺到…加藤浩次の曖昧な態度に「ステマかも?」との指摘も

加藤浩次
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

23日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)。

同番組で新型コロナウィルス流行によって注目される、地方移住について特集を放送。

しかし、視聴者からは「ステマ」と批判が殺到する事態に。

視聴者が疑惑の目を向けた、その放送内容とは?

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日テレ「スッキリ」、移住推奨に疑惑の声殺到…加藤浩次の曖昧な態度に「ステマかも?」との指摘が

23日午前に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)。

この日、同番組で地方移住についての特集が放送されました。

新型コロナウィルスが流行した今年、人口が集中する大都市では特に感染が拡大して外出自粛など一層の配慮が強いられました。

その影響もあってか現在、大都市を出て地方へ移住する、また関心があるという層が若い年代を中心に増加しているのだそう。

今回、同番組が紹介したのは月4万円で全国のシェアハウスを使用し放題という「定額シェアハウス」のサービス。

番組では実際、そのサービスを利用して関東のリゾート地にシェアハウスに移住した女性が登場、都会の喧騒から離れた長閑な生活ぶりにスタジオからは羨望の声が。

しかしスタジオとは打ってかわり、懐疑的な表情だったのは番組を観ていた視聴者。

「あり得ない」

視聴者が懐疑的な目を向けた理由、それはシェアハウスという形態でした。

昨日、東京で確認された新型コロナウィルスの感染者は88人。

最盛期よりも格段に数字は落ちているとはいえ、まだ少ないとは言い切れない数字です。

その流行が終息していない事態の中、他人と空間を共有することを推奨する報道が視聴者の懐疑心をくすぐったのでした。

また、この件について辛口で有名な番組MC・加藤浩次さんも「色んな生活スタイルがあるよね」と、曖昧なコメントを口にしたことが、「ステマ(ステルスマーケティングの略)かもしれない」と疑惑に拍車をかけることに。

 

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色々おかしい移住特集…出演した一般男性に批判も

月額定額制シェアハウスの放送に、視聴者からイマイチな反応を受けてしまった「スッキリ」。

しかし、移住特集では他にも視聴者から指摘を受けてしまう内容がありました。

それは同じく地方のシェアハウスで生活する一般の男性、しかしその男性は既婚にかかわらず配偶者である奥さんを住んでいた東京に残し、単身移住するといったものでした。

すると、

「奥さんだけ残すってどういうこと?私がおくさんだったら一発ひっぱたいてるな」

「夫がシェアハウスに移住なんて言い出したら、問答無用で離婚だわ」

などと、男性の選択に批判が殺到する事態に。

今年4月、およそ7年間続いた東京の人口増加が減少傾向に転じたことからも、地方移住の関心が高まっていることは確か。

しかし、そのライフスタイルには個人によって大きく好みがわかれるようです。

(文:有馬翔平)