画像:時事
26日に放送された「とくダネ!」(フジテレビ系列)。
同番組MCの小倉智昭さんが放送中、コロナ差別にまつわるメディア批判に反論する場面が。
小倉さんの反論について、視聴者からは「老害」とさらなる批判を展開しています。
視聴者の反感を買った、小倉さんの発言とは?
小倉智昭「いかがなものか」コロナ報道のメディア批判に逆ギレ…「老害」「頭おかしい」と視聴者も呆れた言い訳とは?
26日午前に放送された「とくダネ!」(日本テレビ系列)。
この日、同番組MCを担当するアナウンサー・小倉智昭さんが、「コロナ差別はメディアが生み出している」というメディア批判について反論を展開しました。
全国の大学、高校などの教育機関で新型コロナウィルスのクラスターが相次いで発生した今月、クラスターが起きてしまった諸学校では周辺住民から苦情、またはインターネットを介して批判の声が殺到する事態に発展しています。
それを受けて昨日、文部科学省は「差別をやめてほしい」と、異例の声明を発表。
文部科学省の声明について取り上げた同番組、するとコメンテーターである社会学者・古市憲寿さんが、「差別を辞めましょうと綺麗ごとを言うことはできない」と持論を展開しました。
「マスコミは半年間、コロナに関係することで大騒ぎしてきた」、「学校名やホテル名を報道したことで不安を煽ってきた」と、マスコミがコロナ差別を助長してきたと、メディアを批判したのです。
「伝え方を肝に銘じなければならない」と、古市さんの批判にスタジオが納得する中、小倉さんだけが「ただ…」と反論。
「学校名は店舗名は自治体が発表したもの」、「発表したものを伝えることで感染を防げた」と、報道に意味があったとして、「一方的にメディアのせいされるのも、いかがなものかと」と主張したのでした。
すると、小倉さんの発言をテレビの前で聞いていた視聴者が激怒。
「発表を全て流さないといけないの?マスコミに責任や主体性はないの?」
「どう考えてもやりすぎでしょ。それがわからないなって老害にもほどがある」
「報道したことで受ける影響まで考えていない証拠」
などと、相次いで小倉さんへの批判の声が寄せらました。
小倉智昭、過去度々の炎上…「逆にそれがいい」と視聴者も
メディア批判に反論したことで、視聴者の怒りを買ってしまった小倉智昭さん。
しかし、小倉さんが批判されることはここ最近、珍しくはありません。
コロナ禍にまつわる事柄では今年4月、小池百合子東京都知事のスーパーマーケットへの対策を求める発言に対し、「スーパーはこの状況で儲かっている」という憶測に基づいた発言が炎上、「世間知らず」という声が殺到しました。
世間の認識とはズレた発言も多いことからMC交代論も唱えられていますが、逆に小倉さんのズレが「ためになる」と称賛する視聴者も。
「小倉さんの反対意見、こういう人もいるのかと参考になる」
「このスタジオとのズレがいかにもワイドショーっぽい」
小倉さんはわざと、反対意見を述べているのかもしれません。
(文:有馬翔平)