画像:時事
13日に第5話が放送されるドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系列)。
最新話で視聴率二ケタ回復、そして自己ベストを記録した人気急上昇中の同番組ですが、その陰で「あのドラマ」とのコラボレーションを望む声が高まっています。
作風も「似ている」と指摘される、そのドラマとは?
【関連】ドラマ『未満警察』、物語の鍵を握る伊勢谷友介&原田泰造に注目が集まる…おじさんコンビが人気爆発?
ドラマ「アンサング・シンデレラ」、禁断のコラボが実現か?「雰囲気が似てる」とファンの期待が高まる人気ドラマとは?
13日夜に第5話が放送されるドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系列)。
ドラマ内で描かれる病院薬剤師に対して、「現実とは異なる」と批判を受けながらも臨場感のあるストーリーで人気を回復。
最新話では初回放送以来となる視聴率二ケタ、さらに自身のベスト記録を更新する10.6%を記録するV字回復を見せつけました。
第5話も、末期の胃がん患者に投与する抗がん剤をめぐって薬剤師の中で意見が対立するという、視聴者にも何か訴えかけるようなストーリーのようで、さらなる飛躍を感じさせました。
そんな注目度急上昇中の同ドラマですが、ただ人気上昇に伴って現在放送されているあのドラマとのコラボレーションを希望する声ががあるように。
ドラマファンがコラボレーションを望む声、それは毎週火曜日に放送されている「私の家政夫ナギサさん」(TBS系列)。
通称「わたナギ」と呼ばれる同作は、主演を女優・多部未華子さんが演じてここまで視聴率15%という好調維持しているドラマ。
キャリアウーマンの主人公の自宅に、おじさん家政夫の「ナギサさん」が訪れるという逆「逃げ恥」とも言われるストーリ―が魅力ですが、なぜ薬剤師のドラマと家政夫のドラマとテーマが異なるにもかかわらずコラボレーションを望む期待が高まっているのでしょうか。
「『アンサング・シンデレラ』は病院薬剤師、家事代行サービスの『ナギサさん』とは一見異なるドラマのように見えますが、多部未華子さん演じる主演はMRという製薬会社の営業の仕事に携わっています」(芸能ライター)
病院薬剤師にMR、登場するキャラクターが製薬関係に携わっているというところで繋がりがあった2つのドラマ。
さらに、家政夫のナギサもMRだった過去が明らかになったこと、また2つのドラマで「相原」という登場人物がいるという共通点から、ファンの間で「何か関係があるのでは?」という期待が高まったのでした。
現在放送されているドラマでは、「MIU404」(TBS系列)に同局で以前放送された「アンナチュラル」のキャラクターが登場するなど、コラボレーションした例が実在します。
残念ながら「アンサング・シンデレラ」と「私の家政夫ナギサさん」は放送局が異なるため、コラボレーションの実現は期待薄な様子。
しかし、それでも人気ドラマ同士の共通点の数々に淡い期待を抱かずにはいられません。
ナギサさんブーム到来か?おじさんキャラが人気のワケ
「私の家政夫ナギサさん」とのコラボレーションが叫ばれる「アンサング・シンデレラ」。
そこで当メディア編集部では、現在放送されているドラマの中でも人気が高い男性キャラクターから4人を選抜。
そして「薬剤師として信頼できるのはどのキャラクターか」というアンケートを実施しました。
「半沢直樹」の主役・半沢直樹や、「MIU404」で星野源さんが演じている志摩一未など強敵が揃う中、圧倒的支持でトップに輝いたのは、ここまで何回も登場している「私の家政夫ナギサさん」鴫野ナギサ。
そのワケは「自分の命を安心して預けられる」ということ。
ナギサを演じる大森南朋さんは、見た目も物静かそうな大人な男性そのまま。
この大森さんから滲み出る温和な雰囲気が、視聴者にも安心を与えているのでしょう。
「未満警察」(日本テレビ系列)でも原田泰造さん、伊勢谷友介さんのおじさんコンビに熱中する女性が続出したりと、何かと「おじさんブーム」な世の中。
鴫野ナギサは、現代社会が求めている理想の人間なのかもしれません。