画像:時事
9日に放送された「VS嵐」(フジテレビ系列)。
同番組に出演したミキ昴生さんが放送中、女性を差別するような発言を口にしました。
その発言に、視聴者から「バカにするな」と批判が殺到しています。
昴生さんが発した問題の一言とは?
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ミキ昴生、放送中に差別的発言を…「バカにしてる!」「失礼!」と批判殺到した一言とは?
9日夜に放送された「VS嵐」(フジテレビ系列)。
この日、同番組に出演したミキ・昴生さんが、女性を差別するような発言を口に。
問題の場面は、とある外来語をカタカナ言葉を使わずに説明して、当ててもらうというゲームの最中に起きました。
サッカーのルールの1つである「オフサイド」を、説明しようとしていた昴生さん。
「難しいな」と悩みつつ導き出したの説明は、「女性は絶対にわからない、その法則は」という発言。
昴生さんのこの説明によって、チームは無事「オフサイド」と正解を言い当てられましたが、この発言を聞いていた女性の視聴者は大激怒。
「は?オフサイドくらいわかるんですけど?」
「女性にはわからないって……バカにしてるでしょ」
「なんか悲しくなった」
などと、昴生さんの発言に批判が殺到する事態に。
2011年にはワールドカップで優勝も果たした女子サッカー。
Jリーグも動員観客中の女性比率が、男性よりも高くなることがあるなど、女性人気が高まっています。
サッカーが男性だけのスポーツという認識は、もはや古い考えなのでしょう。
女性「差別」で炎上…芸能界では多々起こる
「女性に」は絶対にわからない」という発言で、批判を招いてしまった昴生さん。
芸能界では過去、度々女性への差別発言で炎上騒動が起きてきました。
たとえば最近だと、ナインティナイン・岡村隆史さんが、「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)の中で、「コロナが落ち着いたら風俗にいく」、「かわいい子が風俗堕ちしてくる」という発言をして大炎上。
レギュラー番組を放送していたNHKが謝罪文を出すなど、大騒動に発展しました。
しかし、逆に場合もあります。
タレント・小島瑠璃子さんは、筋トレする男性を「嫌い」と口にして、「男たるもの、使える筋肉は持っとけよ」と男性差別的発言をしたことも、記憶に新しいかと思います。
社会の平等が進む中で、たくさんの差別が出現してきた現代。
昴生さん無意識の発言なのかもしれませんが、頭の片隅に「女性はサッカーをしない」という偏見が存在したのでしょう。
差別的発言をしないためには、「相手を否定しない」、この意識を常に持ち続けるしか手段はないのかもしれません。
(文:有馬翔平)