画像:時事
8日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。
同番組のレギュラー、チュートリアル・福田充徳さんが、今話題のコンビ「鬼越トマホーク」の2人から辛らつなコメントを一方的に受けることに。
その様子に、「もはやイジメ」、「全然笑えない」など批判が視聴者から出ています。
視聴者が不快に思った福田さんへのコメントとはどのようなものだったのでしょうか。
チュートリアル福田への一方的な悪口がもはや「イジメ」?「不愉快」「笑えない」批判が相次ぐ
9日夜に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。
この日、番組にゲスト出演したお笑いコンビ「鬼越トマホーク」が、抱えている悩みを告白しました。
鬼越トマホークといえば、コンビでケンカをして、仲裁してきたタレントに対して痛い核心をつく芸風で今注目を浴びている芸人。
しかし、タレントに悪態をつくことから全く「女子ウケ」しないのだとか。
そのことをくりぃむしちゅー・有田哲平さんに相談したところ、「相手をけなすのではなく、褒めてみたらどうか?」とアドバイスが送られることに。
アドバイスを受けて、「褒める」を織り交ぜながらスタジオメンバー相手に芸を披露し始めた2人。
アドバイスを送った有田さんをはじめ、次々と褒められていき嬉しそうな表情を浮かべるメンバーら。
しかし、チュートリアル・福田充徳さんの番になると、内容が一変します。
「おまえに言うことなんかない」、「もっと知名度出してから来てほしい」。
周囲が褒められる中、福田さんだけがけなされてしまったのです。
さらにもう一度、福田さんがケンカの仲裁に入っても褒められることはなく、
「誰だかわからないから、『チュートリアル』って札を首から下げてください」
と、一方的にけなされることに。
すると、この様子を観ていた視聴者から批判的な意見が噴出したのです。
「観てて笑えないんだけど」
「福田さんって普通に知名度あるよね?」
「不愉快で仕方がなかったからチャンネル変えたわ」
と視聴者は、福田さんが一方的にけなされたことに不快さを感じたよう。
中には、「もはやイジメでしかない」との指摘も。
鬼越トマホークの2人が、他のメンバーも褒めていれば批判はなかったのかもしれませんが、福田さんに悪態が「集中」した状況が不快だったのかもしれません。
鬼越トマホーク、「悪態」には事務所の許可をもらっている?ケンカ芸風の裏側とは?
鬼越トマホークから一方的な悪態をつかれた福田充徳さん。
ケンカ芸風の鬼越トマホークですが、その場で好き放題相手を貶しているわけではなく、一度事務所に確認を取ってから相手をけなしているよう。
はじめは相手タレントと打ち合わせをして、ケンカ芸をしていたそうですが、芝居感が出てしまってカットされ続けたのだとか。
そのため現在は、タレントには一切知らせず、事務所に確認を取ってギリギリのラインでケンカ芸に臨んでいると言います。
そのため、今回福田さんについた悪態は、福田さんが所属する吉本興業に確認を取って許可をもらえた内容だということです。
しかし、いくら事務所が許可を出しているとはいえ、福田さんの知名度を馬鹿にする内容、そして福田さんだけをターゲットに絞るという番組構成は万人ウケするとは思えません。
誹謗中傷が問題視されている今、相手をけなして笑いを取るというお笑いのあり方も変革の時期がきているのかもしれません。
(文:有馬翔平)