文:Quick Timez 編集部

中川翔子、5匹の保護猫迎え入れる「捨てる奴は絶対に許さない」激昂に号泣で猫愛を叫び視聴者の心動かす

中川翔子
画像:時事通信フォト

23日に自身のYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」を更新したタレントの中川翔子さん。

ペットが適正に飼育できないほど増えすぎるなどして飼えなくなってしまう「多頭飼育崩壊」のため保護された猫たちを、引き取ることを報告しました。

人と動物が幸せに暮らすモデルを社会に発信した意義のある動画に、視聴者からは絶賛の書き込みが殺到しています。

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中川翔子、5匹の保護猫迎え入れる「捨てる奴は絶対に許さない」激昂に号泣で猫愛を叫び視聴者の心動かす「素晴らしい動画」「世界中の猫が幸せに」

23日に自身のYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」を更新したタレントの中川翔子さん。

この日、中川さんは実母と保護猫を引き取るべく猫の保護施設に足を運びました。

施設内には、ペットが適正に飼育できないほどに増えすぎ、経済的に破綻して飼えなくなってしまう「多頭飼育崩壊」のため保護された猫たちがたくさん。

実母の桂子さんは愛猫家でありながらも、飼っていた猫を亡くしペットロスだったこともあり、施設内にいる猫たちを見て「かわいいー!」とメロメロです。

施設内に入り、すぐに抱き上げたシャム猫の兄弟猫をお迎えすることを即決するなど、猫に対するあふれんばかりの愛情が炸裂している中川さん母子。

案内役となった保護施設の担当者から、「多頭飼育崩壊」のほかブリーダーが「売れそうにない」と判断した猫らの受け口になっているとの説明がなされ、中川さんは「遺棄した人がいたら、ばくれつけんをお見舞いしてやりたいなって思います」、「猫を捨てるやつは絶対に許さない!」とカメラに向かって怒りをあらわにします。

保護施設内には複数の部屋があり、元気な子猫たちの部屋はもちろんのこと白血病など病気の猫が他の猫に感染しないような部屋や、高齢猫のための部屋など、どの猫にも手を差し伸べられる環境が出来上がっています。

多頭飼育崩壊で保護された黒猫たちを前に、担当者から「コロナ禍で在宅時間が増えたことからペットを飼い始め、今は飼えなくなったと勝手な理由で手放す人が多い」と事情説明を受け、中川さんは目の前の現実に「私を幸せにするために出会ってくれた」、「猫を途中で飼うのをやめるとか捨てるとか本当にやめてほしい」と涙ながらに訴えました。

当初は2匹程度の引き取りを考えていた中川さん母子ですが、決めきれずに5匹の猫をタイミングを見ながら引き取ることを決断。

視聴者からは

《保護活動してくださるすべての方に感謝》

《世界中の猫が幸せになってほしい》

《こういう動画を見て動物を飼う時に保護猫を選択肢に入れてくれる人が少しでも増えるといい》

《少しでも多くの方々が考えるきっかけになったら嬉しい》

《影響力のある方が保護猫や保護動物の紹介をすることは、とても素晴らしい》

《動物の命の大切さがわかる素晴らしい動画》

など、保護猫の支援がまた広く周知されるきっかけになったとして、大絶賛の書き込みが殺到しています。

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動物の幸せを考えるムーブメント、静かに拡散中

今回、猫を家族として迎え入れる形は、ペットショップで購入するだけではなく、保護猫を引き取るという選択肢もあると示してくれた中川さん。

動画の中でも述べていたように、人間側の身勝手な理由で飼育を続けられないとしてペットを処分する人は後を絶ちません。

各地方自治体が運営する動物保護センターが引き取った動物を致死させる殺処分は、猫だけで約1万1,000匹(2021年度)。

過去最小の数値で推移としては年々減少傾向ではあるものの「0」には程遠い実情がある一方で、「神奈川県動物愛護センター」に保護された犬と猫は、獣医師会やボランティアらが連携し力を合わせて命を守り、譲渡につなげる取り組みをした結果、殺処分がゼロを複数年間継続しています。

悪質なブリーダーやペットショップが取り沙汰されるニュースが多い中、「利益より命救う」としてペットショップながらも犬や猫の展示販売をやめ、保護犬・保護猫の「譲渡」を応援するスペースを設け、最終的には譲渡会のスペースに動物が来ない「保護される子がいなくなる」状態をつくっていきたいと語るペットショップオーナーのニュースを目にした読者もいるかもしれません。

読者の中には、猫などのペットを飼ったことがある、いま飼っている、過去に反対され飼ったことがないなど、それぞれ距離感があると思いますが、社会生活を送ってきた中で動物と触れ合わずに生きてきた人は少ないでしょう。

そして、それらのことから一度は「動物の幸せは人間の幸せ」と思いを馳せ、動物の命を大切にできる温かい社会について考えたことがあるのではないでしょうか。

芸能界では、女優の杉本彩さんが動物愛護(保護)活動をしていくなかで、問題の根源解決のため福祉協会Evaを立ち上げ講演や啓発活動を行なっている他、芸人のサンシャイン池崎さんも保護猫を引き取り、猫との生活の様子を自身のYouTubeチャンネルで配信し、その収益を保護猫団体に寄付するなどし、動物たちの幸せのための活動について声を上げ、広がりを見せつつあります。

中川さん自身、幼少期から猫に囲まれた生活を送っていたことから、オリジナルブランド mmts(マミタス)の売り上げの一部を動物保護団体へ寄付する活動を行なっている他、10年以上にわたり捨て猫の保護活動に精力的に活動。

中川さんは動画内で「本当に辛かったのを猫が助けてくれた」、「猫たちに恩返ししたい」と切に語っており、辛い思いを抱えつつも、率先して保護活動に尽力している姿に心を動かされた視聴者は後を絶たなかったようす。

(文:Quick Timez編集部)