文:Quick Timez 編集部

SixTONES田中樹「芸能界の友達がいないんです」深刻な悩みを告白

ジャニーズ事務所
画像:時事

 29日放送の「天国耳~叶姉妹さんお聞きください」(日本テレビ系列)に、6人組アイドルグループ、SixTONESの田中樹(じゅり)さんが出演。友達ができない悩みを吐露しました。

  同番組では、ゲスト陣の悩みを、セレブな叶姉妹と、MCのポジティブ女王ことアン・ミカさんがアドバイスして解決のヒントを伝えていく内容です。

 田中さんは意外な悩みを口にしました。「メンバーでジェシーっているんですけど、すごくフレンドリーでものすごく友達が多い。バラエティの前室とかで『この間、ありがとうございました』ってプライベートのご挨拶をすることがあるんです。でも僕はしゃべれない。『(今日は)宜しくお願いします、田中です』と言ってそこから収録が始まるまで端っこでずっと1人で立っている。芸能界の友達がいないんです」。

 MCの平成ノブシコブシ吉村崇さんから「確かに今日もそうだったな」と頷かれてしまいます。

 アンミカさんからの「仕事終わったら直帰?」の問いには、「コンビニすら寄らない。家出て仕事して終わったらすぐ家です」と答え、スタジオの観客からは驚きの声。吉村さんから「もったいなくない?」と聞かれると、「その感覚はすごくあるんです。誰かが今日友達とご飯行くからって言っているとすごく楽しそうだなって思う。でも友達は地元の千葉の幼馴染しかいない」。

 吉村さんから「(ジャニーズの)先輩後輩はどうなの?」と突っ込まれると、「TOKIOの松岡(昌宏)君、ジャニーズWESTの桐山(照史)君、A.B.C-Zの河合(郁人)君から3カ月に1回ぐらい代わる代わるお誘いして頂いて、タイミングがお食事に合えば行く。先輩と食事に行くのが好きじゃない、気を遣うじゃないですか、飯の味がしないんです」。

 ここで叶姉妹が登場。田中さんは改めて「芸能人の友達って必要ですか?」と相談。恭子さんは「お友達は作るものではなくできるもの。だから自然とできることがお友達だとワタクシたちは思いますけど。不自然に作らなくても」。さらに「気を遣いすぎるなら、もう少し自由にされたらどうですか。いいように見せたいとか色々な気持ちが混ざって人見知りになっちゃうんじゃないですか。どんなことをしても嫌われる人は嫌われますから」とも。

 すると田中さんは「自由にすることが怖い。自分の言ったことの一部を切り取られたりするからSNSを見るのも怖い。炎上が怖い」。これには恭子さんは「だったらご自身をさらす職業は難しいわね」とサラリ。

 アンミカさんも「恭子さんに賛成です。私も一時悩みがあって、芸能の神社の宮司さんに話を聞きに行ったんですけど人前に出る以上、一切噂もされない芸能人になりたいか、誰かが足を引っ張るほどの敵ができる器の芸能人になりたいか、どっち?と言われ、敵もできるくらいの大きな器になったんだと思うようにしようと考えました」。

 これらを受けて「器を広げるか、表に出る仕事を辞めるか」と田中さんに詰め寄る吉村さん。田中さんは「俺、まさかの引退を強いられている?」と惚けつつも、「もうちょっと楽に生きようと思いました。今お2人を見て、もっと楽でいいんだなと。色々気にしなくていいんだなと」。

 最後に恭子さんから「さっき(田中さんの)お話をずっと聞いていましたけど、何も悪くないと思いますよ」と背中を押す言葉。「これが聞きたかった、今の俺は悪くないんだ」と田中さんはホッとした笑顔に。何とか悩みは解決した様子でした。

(文:Quick Timez編集部)