7月13日放送の「DayDay.」（日本テレビ）。
同番組でMCを務める南海キャンディーズの山里亮太さんが今月12日に急死したタレントのryuchellさんに関するメディアの取り上げ方に苦言を呈しました。
しかしながら、ネット上からは「お前が言うなよ」などと批判の声が寄せられています。
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南キャン山里「言ってる時にやってれば良かったじゃん」
この日番組ではryuchellさんの訃報と合わせ、”多様な生き方”を発信していた故人の生前の功績を讃える内容のVTRを放送。
VTRを見終えたMCの山里さんは「 このニュース自体を映像でやることってどうなんだろうと思ってたんです。すごいい事いってるんだったら、いい事る時に言ってやればよかったじゃんって。こういうことになってからやるのってどうなんだろうっていうふうに思った」と自身の心境を吐露。
「 今このタイミングでこの言葉を聞いたことによって、いろんな悩みから解き放たれる人もいるでしょうし、 どんな形であれ伝えたいことが伝わると言うのは大事なことかも知れない」と肯定的な意見も交えた山里さん。
また、これまでメディアやSNSでのryuchellさんへの誹謗中傷が本人を死に追いやったとし、「（特定の）その人を探して、攻撃するみたいなことも決して誰も望んでいないことですし、それは何の解決にもならない。正義でもなんでもないと思うので、気を付けていただきたいなと思います」と視聴者へ注意を呼びかけました。
南キャン山里のコメントに「お前が言うのかよ」と批判の声
実は山里さんにとって、自身が出演する番組の共演者の自殺は初めてのことではありません。
2019年放送の恋愛リアリティーショーで「テラスハウス TOKYO 2019-2020」に出演していた女子プロレスラーの木村花さんがネットでの誹謗中傷を苦に自殺したことは、私たちにとってもまだ記憶に新しいでしょう。
山里さんはこの番組でもスタジオキャストとして、捻くれ毒舌キャラとして出演。
番組の合間に参加者たち恋愛模様についてコメントすることで、番組を盛り上げていました。
しかし、度々オンエアを見たテラスハウスの住人たちからもクレームが入ることもあんたんだとか。
なんでも、山里さんのコメントが本人が傷つけることのみならずネット上でのバッシングのきっかけになってしまったそうなのです。
そんな過去のある山里さんが誹謗中傷の”犯人探し”をして、その人を糾弾することに関しての呼びかけたことで、
《お前が言うのかよって言いたい人多いだろうなあ》
《あなた木村花さんの時、散々誹謗中傷煽ったよね? 》
《まともなこと言ってるけど、山里もテラスハウスのMCで出演者叩きまくってYouTubeでまで誹謗中傷集めるような動画アップしてたよね》
《そうだよね。木村花さんを貶して誹謗中傷を煽った立場でまず真っ先に出る言葉ってそれだよね。》
《番組制作の都合上とはいえ、テラハの件がある以上黙ってたほうがいいんじゃない？》
など、冷ややかな声が相次ぎました。
しかし、この発言は裏を返すと山里さん自身が加害者も被害者も経験したからこそ言えることでもあります。
人間取り返しのない間違えを犯すことはあれど、変えることのできない過去のことにいつまでも批判し続けるのではなく、自身の過ちを認め反省し2度とこのようなことが起きないよう努める他ないのではないでしょうか。
（文：Quick Timez 編集部）
