17日に配信開始となったキングコング西野亮廣さんの個人YouTubeチャンネルに、お笑い芸人・博多大吉さんが出演。
吉本興業をめぐる闇営業以降、現在のギャラ事情について語りました。
また、当時世間を騒がせた「吉本闇営業問題」の真相に迫ります。
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ベテラン芸人、若手芸人に食べさせてもらう時代に
17日に配信された、キングコング西野亮廣さんの個人YouTubeチャンネルに、お笑い芸人・博多大吉さんが出演。
吉本興業をめぐる闇営業以降、現在のギャラ事情について語りました。
「あの騒動以来めちゃめちゃお金を払うようになった」と語る大吉さん。
騒動以前は「単独ライブで満員にしても2000円」それを後に今現在、解散した芸人「御茶ノ水男子」がSNS上で暴露し事務所に「めちゃめちゃ怒られた」と騒動があったとのエピソードも。
さらに「俺らの時はスタッフさんを雇うだけでお金かかるから、キャパ2~300の会場を埋めてもお金にならなかった」と当時を振り返る大吉さん。
「今は配信で5000~1万人埋まるから、今の若い奴は金を持ってる」と、全くテレビに出演していなくても「アベレージで3ケタもらってる若手も登場している」と驚愕な若手芸人の現状を明らかにし、「俺たちの時代は師匠に食べさせてもらったが、俺らが師匠の年齢になるころには若手に食わせてもらう」と明かし、現場の笑いを誘っていました。
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吉本興業、「闇営業」の真相とは
吉本興業における、闇営業問題の事の発端は2019年(令和元年)6月、週刊誌に元お笑い芸人・カラテカ入江慎也さんが吉本興業を通さずに出演料を受け取る「闇営業」を振り込め詐欺グループとの間で行い、また、詐欺グループの忘年会に所属芸人(宮迫博之さん、田村亮さんなど)が出席したこと、他の芸人を仲介したと報道され入江さんが契約解消したことをに由来します。
この件を筆頭に、関与した多数の吉本興業所属お笑い芸人が謹慎・契約解消されました。
問題背景には「ギャランティの過小さ」、「事務所と芸人の配分問題」、「タレントマネジメント体制の不備」などがあげられています。
ビートたけしさんは「闇営業をしなきゃ食えないような状態にする事務所もおかしいと思う。最低限の金銭補償くらいすればいいなと思うんだけれど」と吉本興業の経営方針をチクリ。
また、吉本興業に所属をする「トレンディエンジェル」の斎藤司さんも闇営業のギャラを自身のギャラと比較した際、「僕らが普段、ちゃんと会社を通してもらってる営業より(闇営業のほうが)額は高い」と当時の実態を述べていました。
(文:Quick Timez編集部)