文:服部慎一

岡本カウアンが売名や嘘つきと呼ばれる2つの理由!会見後には「辞めジュのくせに」との批判も

岡本カウアン
画像は本人のTwitterより

12日、元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが「日本外国特派員協会」で記者会見を実施。

ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川さんからの性加害をめぐり、証言を行いました。

しかし、ファンからは「辞めジュのくせに」や「売名行為」「嘘つき」などと散々な批判が寄せられています。

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岡本カウアン、ジャニー喜多川氏をめぐり性加害を証言

12日、都内にある「日本外国特派員協会」にて会見を行った元ジャニーズJr.の岡本カウアンさん。

ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川氏から「15~20回ほど性的被害を受けた」と証言をしました。

岡本さんは、2012年〜2016年までの間ジャニーズJr.として同事務所に在籍をしており、ジャニー喜多川氏とも親交がある方。

岡本さんがジャニーズ事務所に入所したきっかけは、ジャスティンビーバーのようなアーティストになりたかったからで、決してアイドルとしてデビューをしたかったわけではありません。

それゆえ、芸能界で一番といっても強力な影響力を持つ同事務所にビデオを送り、なんとかしてジャニーさんの目に留まろうと考えたのです。

岡本カウアンさんの詳しい経歴については下記をご覧ください。

詳しくはこちら→岡本カウアンのwiki風プロフィール!ジャニーズ事務所退所の理由とは?

一方で、ジャニー喜多川氏の性加害については、1999年にも週刊文春が報じておりますが、大手メディアや新聞社は報道せず。

もし仮に大手メディアやTVでの報道があったとすれば、カウアンさんはジャニーズ事務所への入所は「多分なかった」と語っていました。

「もしテレビが当時取り上げてたら、大問題になるはず」とした上で「親も多分行かせない」とも。

カウアンさんはジャニー喜多川氏をめぐり「ジャニーさんには個人的には感謝の気持ちを今も持っている。ジャニーさんのおかげで人生が変わったし、僕のエンターテインメントの世界はジャニーさんが育ててくれたものだと思っています。一方で、ジャニーさんが当時15歳の僕やその他のジュニアに対して性的行為を行ったことは悪いことだと思っています。」と複雑な胸中を吐露しています。

関連記事:菊池風磨「デビューは絶望的」ジャニー喜多川さんから激怒された過去を明かす

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岡本カウアンの証言にジャニーズファン激怒「売名行為じゃん」「嘘つき」「辞めジュのくせに」

ジャニーズ事務所の闇とも思えるジャニー喜多川氏への行為を暴露した岡本カウアンさん。

しかし、ジャニーズファンからはネット上で

《カウアン売名としか思えんくて無理》

《カウアンが性的被害以外のことでもずっと嘘つきまくってきたのをオタクは知ってるから、また売名してるな〜程度で今さら相手にしない》

《なんで辞めジュっていつまでもジャニーズの名 前出してるの? なんか見てて見苦しい》

《デビュー組がやるならまだわかるけどセンターにすら立ってない、おま誰みたいな辞めジュがそれやってるのダサすぎて泣けてきちゃう》

《お騒がせ辞めジュでお馴染みのカウアン・オカモトさん》

《カウアンて誰やねん、旅立ってから性的とかいらんいらん。 心底ショック受けたなら生きてる間にジャニー氏と戦えよ》

などと批判の声が殺到しています。

辞めジュとは?

ここで出てくる「辞めジュ」とは「辞めたジャニーズジュニア」を指す言葉で、デビューできずに志し半ばで事務所を去った人たちのことを指します。

ジャニーズ事務所所属のアイドルを追いかけるファンの中には、「ジュニア担」と呼ばれるデビュー前のジャニーズJr.を専門に応援するファンがいます。

そして同ファンからすれば、ジュニアを卒業してデビューをすることが最大の目的であり、「自分たちが貢いで育てた」という付加価値に心酔することで欲求を満たすのです。

そんな「ジュニア担」からすれば「辞めジュ」という存在は害悪で、今回カウアンさんが「売名」などと叩いているのは「ジュニア担」の方々が多いと推測されます。

ちなみに、「ジュニア担」は過度な盗撮や転売などを平気で行う傾向にあり、旬のジュニアグループの各種コンサートグッズや公式写真は高く売れるため、「転売通報するやつはジュニア担向いてない」などと言われることがあるそう。

関連記事:堂本光一「僕が来ると心電図が乱れて…」ジャニー喜多川さんとの最期を語る

岡本カウアンが売名や嘘つきと呼ばれる2つの理由

岡本カウアンさんが「売名」や「嘘つき」などと呼ばれる理由は何があるのでしょうか。

  1. 同期の平野紫耀を使い売名
  2. ジャニーズに訴えらたと虚偽のツイートをした

1に関してですが、カウアンさんは以前、自身のTikTokでライブ配信を実施。

同ライブの中でKing & Princeの平野紫耀さんの暴露を行い「全然、(あいつは)天然じゃないから。俺それだけは言いたい。」などとコメントをしています。

また「まじ稼ぎてぇ〜。このライブで稼がせてくれよ。」とも発言。

その上で「平野に関しては、クソヤンキーだったって知ってるのよ。クソヤンキーで人に正座させて、顔面蹴ってたのを初日で平野から聞かされたからね。」などと告白しています。

こうした売れているジャニーズタレントの暴露を行ったことで、ファンからの信頼が落ち、今回のジャニー喜多川氏への証言が「売名行為」言われている理由です。

2に関してですが、2023年3月11日にカウアンさんは自身のTwitterで「ジャニーズに訴えられてしまいました。」と投稿。

URL付きでツイートをしていたのものの、このリンク先が「3.11」のYahoo!の検索結果となっていたのです。

Yahoo!では「3.11」と検索をすると、募金される仕組み。

しかしながら、同ツイートは募金のクリック数を稼ぐための虚偽の内容だったと認めています。

こうした事実もあることから、今回のジャニー喜多川氏をめぐる性加害の証言が「嘘なのではないか?」との疑惑が生じてしまう理由です。

もちろん虚偽の証言をするのは問題ですが、カウアンさんの目的が売名行為だったとしても、現状問題視されているのはジャニー喜多川氏の性加害と、その加害を無視し続ける日本社会全体です。

なお、高裁判決ではジャニー喜多川氏による性加害が認められており、同氏による行為は事実の模様。

男女問わず、性的搾取を許さない社会にすることで、間接的に矢面に立たされ被害に遭っているタレントなどの二次災害を防ぐことができるでしょう。

(文:服部慎一)

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