文:Quick Timez 編集部

『あさイチ』、鈴木奈穂子アナが朝ドラの子育て苦悩シーンに思わず涙

NHK
画像:時事

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22日に放送された「あさイチ」(NHK総合)。

鈴木奈穂子アナウンサーが、同枠の前に放送されているNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の子育てに苦悩する母親の心境が描かれた展開に涙ぐみ言葉が詰まるシーンが見られました。

ネットには、そんな鈴木アナに共感する書き込みが続々寄せられています。

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『あさイチ』、鈴木奈穂子アナが朝ドラ子育て苦悩シーンに思わず涙

22日に放送された「あさイチ」(NHK総合)。

同番組はNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に続く放送枠です。

この日、『舞いあがれ!』で描かれたのは、都会から来た母親と星を見ることだけに夢中な朝陽くん母子について。

学校へ行くことができない男の子と、そんな息子を受け止めきれない母親が「どうしてうちの子だけ」、「ずっと他の子と違う」、「謝ってばっかりで、夫とはうまくいかなくなって」と、台所で1人座り込み子育ての苦悩を吐露します。

「あの子には私しかいないんです。だから私がしっかりしよう、大きくなったら落ち着くはずだって。そう思って頑張ってきたのに、どうしてうちの子だけ…」と大粒の涙を流し、『あさイチ』に切り替わり。

博多大吉さんが「お母さんねぇ」と問い掛けられた同局の鈴木奈穂子アナは何度もうなずくだけで言葉に詰まっています。

なんとか「多くの母親がすごく同じ思いを抱えてるんじゃないかな」などと涙声で答え、鼻を押さえていました。

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人生は何度でも立ち上がれるもの!

今回、子育てに悩む母親の苦悩を目の当たりにして声が詰まってしまった鈴木アナ。

鈴木アナは現在、一女の母で子育ての真っ最中であることから、劇中の「母親」としての立場・考え方に強く共感したようです。

多くの親が通る道ではあると思いますが、月齢と比較して我が子の成長が遅いと何か原因があるのかと不安を感じてしまうもの。

我が子への溢れ出る愛情とは別の感情として、周囲の子と比較し、できないことがあると、「どこか悪いのではないか」、「自分の育て方が悪いのか」というネガティブな感情がふつふつと湧き、それはやがて大きな渦となり心を埋め尽くします。

周囲からの何気ない一言を誤って解釈し、苦しくなったことがある子育て経験者もいるのではないでしょうか。

我が子を愛するがあまり、「自分よりもより良い人生を歩んでほしい」、「子どもにはいつも幸せを感じてもらいたい」という気持ちは嘘ではないでしょう。

ですが、その行き過ぎた気持ちが自身の首を締めてしまうことも。

多くの子どもは祝福されてこの世に誕生しています。

愛しい我が子をその腕に抱きしめることができたのは、今までの人生の積み重ねに他なりません。

その人生は全て順風満帆で、葛藤や苦しみのないものだったでしょうか。

学校生活では程度の差はあれど「行きたくないな」、「(勉強あるいは体育や音楽、お友達との交流が)つまらないな」と感じたり、思春期には深く思い悩んだり、自分の将来や未来に不安を感じたことが必ずあるはずです。

社会人になっても人間関係が思うようにいかず悩み傷付いたり、それでも周囲の励ましや自分自身の立ち上がる気持ちで前に進んできたに違いありません。

そしてそれらの感情は「楽しい」、「充実している」、「幸せ」と久しく重要なもので、それらを受け止め人間として成長していく必要な出来事です。

子育てに悩む人も、そうでない人も目の前にある笑顔が一番大切でそれを守っていくために苦悩したり一喜一憂を繰り返していくのが人生なのでしょう。

テレビの向こう側にいるアナウンサーも、同じ人間なのだと安心し、共感できた朝でした。

(文:Quick Timez編集部)