画像:時事
7日に放送された「2022 FNS歌謡祭」(フジテレビ系列)に男性アイドルグループ・Snow Manが出演し、沢田研二さんの「勝手にしやがれ」をカバーしました。
しかし、現在、沢田さんが主演している映画の公式Twitterにて、沢田さんの圧倒的な歌唱力を前にSnow Manの実力不足を暗に示すツイートをしたことから大炎上。
当該ツイートは既に削除されていますが、ファンの怒りは収まっていないようです。
「9人でも勝てない」Snow Man、名曲カバーで沢田研二の主演映画公式アカが炎上
7日に放送された「2022 FNS歌謡祭」(フジテレビ系列)。
男性アイドルグループ・Snow Manが出演し、名曲リスペクト企画としてジュリーこと沢田研二さんの「勝手にしやがれ」(1977)をカバーしました。
帽子を投げるパフォーマンスで一世を風靡したあまりにも有名な名曲のカバーに、多くの視聴者はSnow Manのパフォーマンスを楽しみに熱狂。
しかし、パフォーマンス終了後に事件は起こります。
現在公開中の沢田さんが主演している映画『土を喰らう十二ヵ月』の公式SNSアカウントが「うーむ。見てしまいました。勝手にしやがれ。たしかにダンスにはキレがありました。でも、歌唱力、歌詞の行間と余韻。あと、ファッション。9人でも勝てない沢田研二さんの実力を痛感しました」などとツイート。
暗にSnow Manのパフォーマンスでは力不足と言わんばかりの内容を発言しました。
公式SNSアカウントには、続けて「でも、若者にもジュリーを知ってもらえるキッカケになって良かった」などとフォローとも思える文言を記しており、完全否定しているわけではないものの「うーむ」、「たしかに」、「でも」、「9人でも勝てない」といった言葉が羅列しており、批判的なニュアンスがそこかしこに感じられます。
当該ツイートは瞬く間に拡散され、Snow Manファンから
《リスペクトしながら頑張る若者を貶して満足ですか? 》
《沢田さん本人が言うならまだしも、主演映画の公式アカの中の人が何目線で言ってるの》
《失礼すぎない?公式がこれってドン引きなんだが》
《メンバーたちはリスペクトを持って歌ったのにこんなこと言われるなんて》
《他をサゲなきゃ沢田さんのすごさを伝えられないの?》
など、批判が殺到し大炎上となりました。
Snow Manのパフォーマンスは概ね好評価
本家の沢田さんの歌声、色気たっぷりのパフォーマンスと比較するような言葉を書き込んだ公式SNSアカウント。
当該ツイートは炎上を受けてか、既に削除されていますが、放送終了後、数日経っても発言は拡散され続け騒動は収まりを見せません。
そもそものオリジナルが、沢田さんの圧倒的な歌唱力ゆえ「全面的に同感」、「やっぱりジュリーの曲はジュリーが歌わないと」といった同意の声も見られましたが、Snow Manのカバーの反応はネットでは概ね好評。
沢田さんのパフォーマンスを知っている世代からは、ジュリー風の帽子を被っていた宮舘涼太さんに対して「帽子投げないんかい!」といったツッコミが続出したものの、ダンスのレベルの高さには称賛の声が多数書き込まれました。
何よりも、若い世代に絶大な人気のあるSnow Manが昭和の名曲をカバーし、再認知されて次世代に繋がっていくことに喜んでいる人が多くいたようです。
11月27日にはSnow Manのパフォーマンスに期待を寄せているツイートをした公式アカウントですが、親しみを感じる文面となっていることからこちらは現在でも削除されていません。
沢田さんへの深い尊敬の念が「サゲ発言」になってしまったのだとしたら、あまりにもネットリテラシーが欠如しており、不用意な発言と言わざるを得ません。
(文:Quick Timez編集部)