文:Quick Timez 編集部

田村淳、YouTubeで「不倫さんいらっしゃい」 不倫当事者が出演する攻めの企画に賛否の声

田村淳

画像:時事

・27日に自身のYouTubeチャンネルを更新したお笑い芸人の田村淳さん。

・「不倫さんいらっしゃい」と題して、現在進行形で不倫している女性をゲストに招き、不倫を多角的に考える企画を放送しました。

・ネットをざわつかせた今回の企画とは、いったい、どのような内容だったのでしょうか。

スポンサーリンク

田村淳、YouTubeで「不倫さんいらっしゃい」攻めの企画に賛否両論

27日に自身のYouTubeチャンネルを更新したお笑い芸人の田村淳さん。

「不倫さんいらっしゃい」と題して、現在進行形で不倫している女性をゲストに招き、不倫を多角的に考える企画を放送しました。

田村さんが自身のツイッターにて本企画の参加者を募り、応募してきた女性に話しを聞きます。

「不倫をしたくてしているわけではない」として、交際中に二股され相手が結婚してしまい、結果的に不倫に至ったという経緯を説明。

29歳未婚と語る女性の顔にはモザイクがかけられており、当初は関係を精算したものの相手の男性が「離婚するから待っていてほしい」と言われ、結果的に不倫状態になってしまったそうです。

そのうち、不倫が相手の妻の知るところとなり夫婦は別居中ということ、相手の妻から内容証明として慰謝料請求の書類が届いたことなど現況を明かしました。

話を進めるうちに、「有責配偶者」という離婚の原因をつくり、結婚生活を破綻させた配偶者(今回の場合は夫)からの離婚は認められづらく、こじれにこじれている不倫であることがわかってきた今回のケース。

すでに妻よりも長い期間同居しているとのことで、離婚が成立したら結婚できるという希望を話し、現在の関係はお互いの両親公認の仲のようで、周囲の反対がないことに田村さんは驚きます。

それどころか親からの応援も受けているという事実に「不倫は絶対に許さない」層からの攻撃を配慮する田村さん。

不倫や不倫に至るにも様々なケースがあり、一言では片付けられない背景を知る田村さんですが、ネットには

《不愉快な話題なんだから配慮した方がいい》

《もう少し考えてほしい企画》

《斬新な企画だけど、胸糞悪いよね》

など、批判的な意見が寄せられています。

スポンサーリンク

YouTubeならではの斬新な切り口に評価は上々

不倫の当事者に出演してもらい、「不倫している側」からの立場を語ってもらった今回。

攻めの企画に批判の書き込みも見られましたが、視聴者からは

《観察させていただけるのがありがたい》

《色んな境遇の人が見たくなりました》

《淳さん、流石な企画》

《不倫を否定も肯定もしませんが、このコーナーは賛成》

など、概ね評判は上々のようです。

田村さんは、番組の終盤で「それぞれの家庭のことだから、謝るべき相手に謝って(芸能人の不倫ニュースで)世間に謝るのはおかしいと思っていた」、「不倫した事実だけではなく、なぜ不倫に至ったかという経緯を伝えていけたらいい」と、決して不倫を肯定しているわけではないスタンスを示し、放送は終了。

「不倫」は倫理に反して「違法」ではあるものの「犯罪」ではありません。

「両親は不倫が原因で離婚し、生理的に受け入れられない話題」、「近しい人が不倫(される側)で苦しんでいるのを目の当たりにしているから許せない」、「人の不幸の上に幸せは成り立たない」などいかなる理由があろうとも不倫は許されるものではないとした考えが強い昨今の風潮。

しかし「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ではないですが、己を知ることは決して簡単なことではありません。

相手(不倫する当事者)を知らずにただ紛糾しても、解決には困難を極めるばかり。

同コーナーはシリーズ化するようで、今後も当事者が多く出演することが予想されますが、どのように進化していくのか引き続き要注目です。

(文:Quick Timez編集部)