画像:時事通信フォト
16日深夜に放送された「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。
パーソナリティの星野源さんが出演し、新型コロナウィルス療養中の出来事を振り返りました。
星野源、コロナ療養から復帰「世界が違って見える」
16日深夜に放送された「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。
歌手で俳優の星野源さんが出演しました。
開口一番に愛情たっぷりの声で「ただいま」と発し、「ご心配をおかけしまして。皆さん、励ましの言葉をありがとうございました。元気に戻ってまいりました」と続け、たくさんの励ましの言葉に感謝を示した星野さん。
星野さんは、感染発覚の経緯として、先月26日深夜の番組生放送終了後の帰宅時に違和感を感じ、後日、新型コロナウィルスの検査を受け、陽性であることが判明したと振り返ります。
「ラジオ局から帰って、お家に入るくらいで、アレってなって…」と、今までにない体調の変化を感じた帰宅時には、そのまま部屋に直行。
体温を測ると、微熱だったものの、いつもの微熱とは感じが違ったそう。
妻で女優の新垣結衣さんとは「文字でやり取り」して連絡を取り合ったと振り返ります。
生放送終了直後に異変を感じたということもあり「いろんなことが心配になるんですけど、誰かにうつしたんじゃないかというのがとても心配になりまして。結果的に、お仕事関係の人、スタッフさんも含めて、誰も陽性になる方がいなくて、とにかくホッとしました」と安堵とともに強い責任感をのぞかせた星野さん。
「普段からいろいろと対策はしっかりやっているほうだと思っていたんですけど、なってしまったって驚いたし、ついに来たかっていうのもあった。いつなっても不思議はないなと思いつつ、なってみるととても不安になるもので…」と、張り裂けそうになった胸中も口にしました。
療養中は喉の痛みと熱にうなされ寝込んだそうですが、星野さんのコロナ感染を知った人たちから多くの励ましが寄せられたそうで「なる前となった後って世界が違って見えるなって凄く思った」としみじみ。
「なってみると、なった人の大変さだったり、芸能人の方だったりが、大変さを伝える時にどういう表現を使うかって、手に取るようにわかって、『わー皆さん、大変だったんだな』って、そこらへんの気持ちも分かった」と振り返りました。
激励の言葉には、罹患者からの体験談も届いたようで「出口がイメージできるような励ましをもらって、頑張れそうだなって。本当にありがたい連絡をもらいました」と感謝しきりの星野さん。
未知のウィルスが世界中に蔓延し、感染は極力避けるべく行動をしていても罹患してしまい、絶望を感じた星野さんだったようですが、コロナに感染したことで気づいたこともたくさんあったようです。
新垣結衣と「打倒!コロナ!!」掲げ、そのやりとりに「リアル逃げ恥」と反響
今回、新垣さんは同居中であることから濃厚接触者に該当したものの、「できるかぎりのことをした」結果、最後まで陰性で移らなかったことも報告し、ファンたちを一安心させた星野さん。
新垣さんへ「打倒!新型コロナウイルス!」と送ったところ、「ラジャー!」と返信が来たことを明かしました。
夫婦2人で奮闘しながら困難を乗り越えていく様子に、リスナーからは
《ラジャーのくだり、平匡さんとみくりさん!》
《リアル逃げ恥だ!》
など、結婚のきっかけとなった大人気テレビドラマの設定と重なってしまったという書き込みが見られました。
星野さんは、何か辛いことがあったときに、良かった点を探そうとする努力を怠らないそうですが、療養中は「その気力がないぐらい、ヘットヘト」だったとのこと。
しかし、回復するにつれ、上述のように温かな気持ちになった星野さん。
症状に関しては聞くだけで身震いするほどでしたが、とても温かなエピソードにほっこりしたファンは多かったのではないでしょうか。
(文:Quick Timez編集部)