画像:時事通信フォト
29日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系列)。
ドッキリ企画として「陰口引き出し王決定戦」が放送されましたが、後味の悪い結果に大炎上する騒ぎとなっています。
『水ダウ』、陰口ドッキリが大炎上「酷い企画」
29日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系列)。
ドッキリ企画として「陰口引き出し王決定戦」が放送されました。
宴席で後輩芸人たちに理不尽な説教をしてから席を外し、後輩からの悪口を誘うレースで、仕掛け人となったカンニング竹山さん、インパルス・堤下敦さん、2丁拳銃・小堀裕之さん、永野さんらそれぞれが後輩からの大概な悪口を浴びることに。
先輩の目的は、後輩芸人からいかに悪口を引き出せるかのため、場の空気を悪くした雰囲気作りはお手の物です。
重苦しい空気をしっかりと作ってから席を外すと、出るわ出るわの陰口。
カンニング竹山さんに対しては「うるさかったなあ」、「東京出たらキレるよね」と、時に笑いが混じり清々しいほどに言いたい放題です。
堤下さんと小堀さんについては「あいつ」呼ばわりされるなどして、別室のモニターから自身についての止まらない陰口を聞き「こいつらのこと嫌いになりそう」とうんざりしている様子。
永野さんに至っては、「しんどい」、「尊敬するフリはしてた」、「自分だけ売れればいいと思ってる」、「人間的に好きになれなかった」、「小汚いのが嫌」、「マジで老害」と、止まらない陰口から人間批判にまで及び、永野さんは鬼の形相になります。
別室にいた永野さんは別室で、「もうこれきつい」と頭を抱え「嫌~~な企画だな」と、うなだれ後悔しきりの表情。
永野さんが宴席に戻り、恐怖のネタばらしがされると、双方が意気消沈したかのように顔色を失い「(信頼関係が)破綻しましたね…」と、絞り出すように漏らすなど、混迷を極めます。
救いようのない展開に、ネットでは
《どの立場で見ても辛い説》
《酷い企画》
《陰口引き出し王は、人間不信になるわな》
《関係ないこっちまで心が痛い》
など、衝撃的な内容だったことに書き込みが殺到。
ネットは炎上し、一時「悪口」がトレンド上位に上がる結果となりました。
永野、陰口により後輩との関係が破綻と収拾つかず
今回、カンニング竹山さんについては、まだ陰口を言い合っている後輩芸人らの中で笑いが起きたり、カンニング竹山さん自身が右から左に受け流す対応をしていましたが、永野さんは心身ともに受けたダメージが大きかったようです。
「陰口引き出し王決定戦」の優勝者は永野さんとなりましたが、VTRが終了しスタジオに戻ると「気まず〜」、「これは凄かったな」と、笑える要素が皆無の企画に憔悴しきりの出演者たち。
好評なら第2段となるところを、今回の「第1段をやめなあかん」と同番組ならではの攻めの姿勢が全く見られない異例の展開となりました。
番組終盤に近づくと、お笑い色の感じられない企画だったことから「まだ終わりたくない」、「楽屋に戻りたくない」と、消化不良の松本人志さん。
視聴者も同じ思いだったようです。
(文:Quick Timez編集部)