画像:時事通信フォト
7日に放送された「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系列)。
タレントの辻希美さんが出演しました。
辻さんは「詐欺」にまつわるエピソードとして、詐欺師に金銭を要求されあわやお金を振り込む寸前のところまでいった緊迫の状況について臨場感たっぷりに明かし、ネットでは多くの反響が寄せられました。
辻希美、自身の「エロ画像」クリックであわや詐欺被害に「誰にも言えなくて」
7日に放送された「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系列)。
タレントの辻希美さんが出演しました。
自らの「仰天ニュース」を発表する場面で、辻さんは「携帯をいじっていたら、『辻希美のエロ画像』っていうのが出てきて、クリックできるみたいなやつだった」と切り出します。
自身の「エロ画像」という謳い文句にまんまと乗せられ、興味本位から思わずクリック。
すると電話が自動的に発信され、詐欺師へ自身の番号が通知され、折り返し電話がかかってきたと振り返ります。
辻さんの話ぶりから、パニックに陥ったのか警戒心がないのかは分かりかねるものの、電話口にて氏名・住所などを聞かれ正直に答えてしまっただけではなく「1時間後に5万円を振り込むように」と指示されたことを明かします。
スタジオは笑いに包まれますが、辻さんは「エロ画像を検索して発信しちゃったって、誰にも言えなくて」と、当時の切羽詰まりながらも助けを求められない孤独だった心境を告白。
要求通りに振り込む意思がありながらも、過去に振り込み経験がなく方法がわからなかったところ、詐欺師からは懇切丁寧な振り込み方法のレクチャーがあったと回顧。
しかし、一連の流れに疑問を感じた辻さんは、夫で俳優の杉浦太陽さんに勇気を出して相談したそうです。
すると、杉浦さんも似たような経験から振り込み詐欺被害にあったことを暴露し、「放置したほうがよい」との結論に達し、その後は何事もなくなったとの結末を明かしました。
間一髪で難を逃れた辻さんでしたが、ネットには
《「騙される人なんているんだ」と思うけれど、案外いざとなったら気づけないものだと思う》
《相手にしないのが、1番です!》
《私も振り込んでしまったことがある》
など、経験者や実際に見聞きした詐欺被害のエピソードがずらりと書き込まれ、反響がありました。
警察官さえも見抜けず…巧妙になる一方の特殊詐欺
インターネットを利用した詐欺や犯罪は、次々に新しい手口が登場しています。
総務省のサイト内には、安心してインターネットを使うため「国民のためのサイバーセキュリティサイト」が設けられており、知識の習得に役立ちサイバーセキュリティ対策を講じるための基本となる情報を発信しています。
利用者の心構えとしては、普段からインターネットにおける詐欺や犯罪などの手口を知り、その対策について知識を深めておくことが大切です。
被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼をさせ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法で、不特定多数の者から現金等をだまし取る「特殊詐欺」。
大阪では、70代の女性が男から電話で指示を受けながらATMを操作していたところ、20代の警察官2人が声をかけ、警察官は詐欺の疑いがあるとして電話を代わりましたが、動揺することなく「ATMの操作を教えている」と詐欺であるにもかかわらず見抜くことができなかったため、被害を防ぐことができなかった事件があったばかり。
実際の手口を知っていても、巧妙な手口の詐欺に引っかかってしまうため、不安になったら「無視」あるいは「誰かに相談する」くらいしか回避方法はないようです。
(文:Quick Timez編集部)