文:有馬翔平

EXIT・りんたろー。「忘れられた時に死ぬ」明かした死生観に反響集まる

りんたろー。
画像:時事

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終活など自身の死と向き合う行動が注目が集まる中、現在話題を呼んでいる「デスカフェ」。

その「デスカフェ」を8日放送の「変わる報道番組#アベプラ」(AbemaTV)が特集、EXIT・りんたろー。さんが自身の死生観について語るシーンがありました。

すると、りんたろー。さんの死生観が視聴者の反響を呼ぶことに。

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りんたろー。「忘れられた時に死ぬ」自身の死生観を語る

8日、現在話題を呼んでいる「デスカフェ」を特集した「変わる報道番組#アベプラ」(AbemaTV)で、EXIT・りんたろー。さんが自身の死生観について語るシーンがありました。

今注目されている「デスカフェ」と、は死というもの関係した書籍などを出席者で読みあったり、死にまつわる体験を語り合うというイベント。

また、寺院の住職が主催する「生の体験旅行」というイベントも年々参加が増加しているように、死について考える人々が急増しているようです。

この「死」という概念にりんたろー。さんは「僕は死についてあまり考えてこなくて、どう生きるかということばかり考えてきました」と死生観についてあまり意見を持ってこなかったことを告白。

しかし、そんなりんたろー。さんにも死について考えさせられるある話があったのだそう。

「印象的な話で…」とりんたろー。さんが明かしたのは、動物の数え方について。

りんたろー。さんが耳にした内容は「死んだ後に残るもので動物を数える」というもので、馬や牛なら頭が残るから「1頭」、鳥は羽が残るから「1羽」、魚は尾びれが残るから「1尾」と数えるという語源。

そして「人間は1名、2名。最後に名前が残る」と人の数えた方の由来を聞いたりんたろー。さんは、「僕は名前を忘れられた時に死ぬのかなって」と感じたのでした。

ただ、その後「そこからまた『どう生きるのか』に戻ってくる」と死よりも生への意識にたどり着くというりんたろー。さん。

「いい機会かなと」と、「デスカフェ」の存在は有意義であると肯定していました。

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「響いた」飛び出した名言に感銘を受けるファン続出

「名前を忘れられた時に死ぬ」という自身の死生観を明かしたりんたろー。さん。

りんたろー。さんが今回引用した「動物の数え方」は、ある作家の言葉なのだそう。

「動物の数え方は死んだ後に残るもの、というのは作家、脚本家として活躍している冲方丁さんの言葉です。冲方さんが以前、ゲーム開発の講演に登壇した時におっしゃっていたものですよ」(芸能ライター)

「天地明察」で本屋大賞を受賞した人気作家の言葉を知っていたりんたろー。さん。

番組を観ていたファンはそのりんたろー。さんの博識さに驚くと同時に、「忘れられた時に死ぬ」という言葉に感銘を受けたようで、

「確かに肉体はなくなっても、名前が残っていて語り継がれればそれは生きているのと同じことだよね」

「りんたろー。さんの言葉でハッとした。最近親の墓参り行ってないけど、存在を忘れたら本当にその人たちはいなくなってしまうんだよね」

「りんたろーさんの考え方はアリだよな。私も誰かの記憶に残るような生き方をしたい」

などと、りんたろー。さんの言葉に反響が集まっていました。

コロナ禍で高まっている死への意識。

しかし、死にも肉体の死だけではなく様々な種類があることをりんたろー。さんの言葉によって気づいた人も多かったようです。

(文:有馬翔平)