画像:時事通信フォト
開催までついに残り2ヶ月となった東京オリンピック。
しかし最新の世論調査では半数以上が開催に「反対」と回答したことを24日の「スッキリ」(日本テレビ系)が特集する中、MC加藤浩次さんが「新しいオリンピック」の様式を提案しました。
加藤浩次、「新しいオリンピック」の在り方を提唱「できると思う」
24日、開催まで残り2ヶ月を切った東京オリンピックについて特集した「スッキリ」(日本テレビ系)で、番組MCの加藤浩次さんが意見のある開催の是非について「新しい開催方法」を提唱しました。
最新の世論調査ではおよそ6割の回答者が「反対」の意思を示した東京オリンピック。
この結果を受け、加藤さんは「僕自身は国民の理解があまりないということですから、今無観客ってはっきり言った方がいいと思う」とコメント。
しかしその一方で、無観客で開催するにあたり「ただ、無観客の中でやるのは『さみしいな』とみなさん思うかもしれないけど、静寂の中でアスリートが記録を出していく、その緊張感とかを今の映像、映像クリエイターだったらできると思う」と映像演出に言及。
観客席を100%解放しない時点で盛り上がりは欠けるとして、「客はいないんだけどアスリートのすごさがわかったらという『映像美』を見せる」と映像により盛り上げを提唱したのでした。
「そうすればみんなが家にいて、外に出ることも少なくなるんじゃないか」と感染対策にもなると推察した加藤さん。
その熱弁ぶりにこの日の解説員であったスポーツジャーナリスト・二宮清純氏も「熱量に圧倒されてしまって」と押され気味でした。
「歴史に残る」加藤の提案に称賛相次ぐ
「スッキリ」でオリンピックの新しい見せ方に言及した加藤浩次さん。
すると、加藤さんの提案にが番組を観ていた視聴者が反応。
「俺はオリンピック反対だけど、もうやるしかないなら加藤浩次の方法がいい」
「スッキリの加藤氏、なかなかいいこと言うよな。」
「オリンピックは無観客試合でいい。静寂の中で闘う選手たちの本当の美をメディアが表現方法を工夫し伝えるのも新しいオリンピックの形だと思う」
「無観客でしか出せないアスリートの映像美かあ、加藤さんが描くオリンピック理論。ライブ演出にもあるけど、歓声や応援メッセージはリモートで会場に展開する方法もありだなあ」
などと、加藤さんの提案を支持する声が。
映像によるオリンピックの見せ方にこだわりを見せた加藤さん。
賛否相次ぐ中で映像に視点を向けることは最適な妥協点なのかもしれません。
(文:有馬翔平)