文:有馬翔平

『スッキリ』、ズボラ主婦の時短ワザに視聴者からは怒りの声「気持ち悪い」

日本テレビ
画像:時事通信フォト

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新型コロナウィルス流行の影響で外出自粛、リモートワークが推奨される中、負担が増加した主婦層。

現在、SNSを通じて家事を大雑把に終わらせる手段を発信している「ズボラ主婦」の存在を11日の「スッキリ」(日本テレビ系)が特集しました。

すると、番組を観ていた視聴者から特集の内容に反発する声が。

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加藤浩次「できます?」ズボラ主婦の奥義にビックリ

11日、現在SNSで大雑把な家事のやりくりを発信する「ズボラ主婦」の存在を「スッキリ」(日本テレビ系)が特集し、番組MCの加藤浩次さんが主婦の知恵に驚きの声を上げる一幕がありました。

この日、同番組は掃除機をかけながら足で器用に子供のおもちゃを掴み片付けるといった主婦や、同様に足で落ちている洗濯物を拾い上げるといった方法を紹介。

すると、加藤さんは器用な方法に「あれワザじゃないですか?」、「足の指で挟んでピューってできます?」と驚いた表情を浮かべました。

ただ、コメンテーターの高橋真麻さんから「足の指って動かした方がいいって言うじゃないですか。だから指の体操にもなるから」と説明されると、「健康にもいいと」と納得したよう。

また、この日は足で片づけを行う他にも、室内のものを隅に溜める主婦、パジャマではなく普段着で子供を寝かせることで着替えの手間を省く主婦なども紹介され、「何か新たな発見があっていいのかな、これ?」と加藤さんは主婦が生み出す新たな家事の方法に感心していました。

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ズボラではない?「気持ち悪い」と怒りの声も

一見行儀の悪いやり方で家事の手間を省く手段を紹介した11日の「スッキリ」。

主婦たちがSNSで発信するワザの数々に加藤さんも驚いた様子を見せましたが、特集を目にした視聴者からは疑問の声が。

「ズボラ主婦のコーナー見てからモヤモヤした気持ち悪さがあったんだけど、やっとわかったわ『ズボラ』で一括りにされているのが気持ち悪いんだ」

「ズボラ主婦って結局のところズボラじゃないと思う。だって主婦忙しいもん。それを毎日こなしていくには自分時間た自分を甘やかすのも大切なこと。ズボラでバランスとってる。すごい!」

「ズボラゆう言葉の印象が悪いのがあかんな。時短術って言おうぜ」

「何がズボラやねん。結果的にちゃんと家事できてること自体が偉いわ。家事まったくしなかったらズボラ言われてもしゃあないけど」

などと、結果的に家事をこなしているのにもかかわらず、「ズボラ」と表現されてしまうことへ反発が相次いだのでした。

コロナ禍で一層負担が増した主婦層。

少しでも負担を減らすために生み出した知恵を「ズボラ」と言われてしまったことに不快感を覚えたのでしょうか。

(文:有馬翔平)