画像:時事通信フォト
先月末から再び増加傾向となっている新型コロナウィルスの新規感染者。
しかし、一向に収束する気配がないコロナ禍の中で通常通りの卒業式を執り行ったとある中学校の取り組みを5日の「あさイチ」(NHK総合)が特集。
学校の努力にゲスト出演したタレント・鈴木紗理奈さんが号泣するシーンがありました。
鈴木紗理奈、『あさイチ』コロナ特集にむせび泣く
5日、再び流行拡大の傾向となりつつある新型コロナウィルスを特集した「あさイチ」(NHK総合)で、富山県の中学校が行った生徒のためのある行動にタレント・鈴木紗理奈さんが号泣する事態が発生しました。
全国の新型コロナウィルス感染者が再び増加傾向に転じた先月末。
しかしその中で富山県のとある中学校では、コロナ禍以前のような卒業式を執り行ったのでした。
学校は卒業式に開催にするにあたり富山県教育委員会が発行した「新型コロナウィルス特別感染症対策質問回答集」をもとに感染対策を徹底。
「いい卒業式に。そして3年生が立派な歌を歌ってくれればいいなと」という一心で生徒の要望を聞き入れ、卒業生による合唱も行いました。
すると式直前まで一人も感染者を出さまいとする教員の方々の姿に、この日ゲスト出演していた鈴木さんはすすり泣き。
「すごく先生たちが対応力っていうのを見せたら、子供たちも『こう対応すればできることも増えるんだ』と間近に感じられる」と学校の努力を絶賛し、「いい卒業式ですね」と目元を押さえながら嗚咽を漏らしました。
その後も「こうしましょう。大人がちゃんと1個ずつを明確にすればできるんだって」、「私、学校の方に問い合わせてみたいと思います」と手放しで学校の取り組みを称賛した鈴木さん。
涙が止まらない様子に「お子さん、ここの学校卒業されてるんですか?」と番組MCの博多大吉から問われ「一切関係のない学校です」とコメントし、スタジオの笑いを誘っていました。
大号泣に「私も泣けた」
コロナ禍で後悔のない卒業式を開催するために学校が行った努力に、生放送中涙が止まらなくなってしまった鈴木紗理奈さん。
すると、番組を観ていた視聴者も鈴木さんと同様に涙が止まらなくなってしまったようで、
「鈴木紗理奈がなく気持ちがわかる。これだけ頑張った先生、ただただ子供のことを考えたんやなあ」
「あさイチ、鈴木紗理奈ちゃんが卒業式の歌の映像でめっちゃ泣いてる~私もだから~『うちの子』がそこに映ってなくても、卒業式の歌って無条件に泣けるのよね~」
「あさイチでコロナ禍での卒業式やってて、引くほどに泣いてるんだけど私…」
「コロナ禍での卒業式。マスクをしない時間・場面を設けつつ対策を考えて行った学校にすごいなと思った。にしても紗理奈さんやないけど泣いちゃうよね年々涙腺が脆くなってる」
などと多くのコメントが集まりました。
2年目に突入したコロナ禍での生活。
「できない」と頭ごなしに否定するのではなくどうすれば「できる」ようになるのか、この学校の取り組みから学ぶことは多いのかもしれません。
(文:有馬翔平)