画像:時事
22年間の放送に終止符を打つまで残り3回となった「とくダネ!」(フジテレビ系)。
24日の放送では22年間コメンテーターを担当したデーブ・スペクター氏の最後の出演となり、これまでの番組に対する想いを打ち明けました。
すると、番組MCの小倉智昭アナウンサーも「具合悪い?」と声をかけるシーンが。
デーブ・スペクター、『とくダネ』22年間への想いに小倉智昭も「具合悪い?」
24日、22年間の放送に幕を降ろすまで残り3回となった「とくダネ!」(フジテレビ系)で、放送開始当時から番組コメンテーターを担当してきたデーブ・スペクター氏がコメント。
最後の出演となったこの日、番組やMCの小倉智昭アナウンサーに対する想いを打ち明けました。
この日、22年間これまで海外セレブを取り上げ駄洒落を発信し続けたデーブ氏の映像を振り返った同番組。
数々の駄洒落にスタジオは笑いに包まれていましたが、デーブ氏が「小倉さんを除いて最初からいるの私だけなんで、光栄に思ってるんです。22年間」と最後のコメントを述べはじめると空気は一変。
そして、デーブ氏は「小倉さんがいるからやりがいがあって、どうにかして気に入ってもらいたいと斬新なことをたくさんやらせていただいて、このフジテレビならではの自由、やってみようとことで朝の情報番組の王道でやってきたことが何よりも嬉しい」と小倉アナへ感謝を述べ、「世情が変わっても『とくダネ!』の良さ、忘れないでほしい」と視聴者にもメッセージを送りました。
いつもとは異なる真面目な様子のデーブ氏に、小倉アナは「デーブ具合悪い?」と心配。
しかし、「デーブの良さと面白さを引き出すために失礼なことも言ったし、そういう生意気なイジリ方をして申し訳なかったと思ってる」、「ただ、デーブを見る人の目は変わったんだと思うんですよ」とデーブ氏に感謝を述べると、デーブ氏は「ありがとうございます」と声を詰まらせました。
戦友最後のやり取りに「初めて見た」
22年間出演し続けた「とくダネ!」のラストシーンで、小倉智昭アナウンサーからの言葉に思わず声を詰まらせたデーブ・スペクター氏。
長年番組を盛り上げたデーブ氏がいつものような態度とは異なる様子だったことに、番組を観ていた視聴者は騒然。
「こんなにめちゃ真面目なデーブ。初めてかも」
「デーブが超真面目にコメントして、隠しているインテリさとテレビマンスピリッツを出したぞ!かっこいいな!」
「とくダネでの本日の小倉さんとデーブ氏の回想やり取りでの終わり方、あれは良かったと思った」
「デーブさんのコメント泣けてきました。デーブさんが最後、ギャグなしで真面目にお話しされていて本当に終わっちゃうんだなと…」
「小倉さんのデーブさんへの言葉、グッときた。あのシーンが観れて本当に良かった」
「最終週ということで、このところ観ているがデーブ氏の最後の出演に際した小倉さんと番組に向けたコメントに、改めてインテリジェンスを感じた」
などと、胸を打たれる視聴者が続出しました。
「とくダネ!」でお互いに真価を発揮してきた小倉アナとデーブ氏。
番組最終回目前におよそ四半世紀抱えてきた自身の気持ちを、伝えられたようです。
(文:有馬翔平)