文:有馬翔平

加藤浩次、小池百合子都知事の「ギアを上げる」発言に噛みつく

加藤浩次
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

新型コロナウィルス感染状況が好転せず、依然緊急事態宣言が発令されている首都圏1都3県。

今週末に迎える解除期限を前に各都県の知事らが再延長を要請する方向で調整していることを3日の「スッキリ」(日本テレビ系)が伝えると、小池百合子東京都知事の発言に加藤浩次さんが噛みつくシーンがありました。

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加藤浩次、小池百合子氏にイライラ大爆発

3日、依然として緊急事態宣言が発令されている首都圏1都3県の知事らが今週末で迎える解除期限を前に、再延長を要請する方向で調整していることを伝えた「スッキリ」(日本テレビ系)。

2週間程度の延長を訴えた小池百合子東京都知事の発言に、番組MCの加藤浩次さんが不満をあらわにするシーンがありました。

緊急事態宣言の再延長で首都圏1都3県の知事らが調整を行った昨日。

報道各社を前に小池氏が「もう一段階ギアを上げないと解除に間に合わない」と会見を行ったことに、加藤さんは腑に落ちない部分があったよう。

「緊急事態宣言を続けるという風に1都3県の知事たちの意見がまとまって、延びるというのであればそのまま続けてギアを上げましょう」、「ギア上げましょうと言われてもこっちはわかりませんよ、やることやってきましたから」と、「ギアを上げる」という発言が伝わらないことを指摘したのでした。

そして「じゃああと2週間、感染者を減らすために何が必要なのか。今、何のギアを上げて我々がやるべきなのか。どこを抑えるべきなのかまず言ってもらいたい」と、延長をする用意を進める各都県の知事らへ訴え「そこの部分というのが一番大事になってきて、一番困るのは緊急事態宣言中にみんな自粛疲れで外に出て、緊急事態宣言下で感染者が増えてきたら今後『緊急事態宣言』という言葉が何の効力も持たなくなってしまうような気がする」と、緊急事態宣言の効力が薄弱になる事態へ危機感を示しました。

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小池百合子氏へ渾身のクレームに「もっと言ってやって!」

緊急事態宣言の再延長するよう要請を進めている小池百合子氏へ、「ギアを上げると言われてもわからない」と不満をあらわにした加藤浩次さん。

すると加藤さんのコメントに、番組を観ていた視聴者も賛同。

「確かにそう。みんな頑張って感染対策している中でもう一つギアを上げるってなんなんですかね?」

「その通りだよ加藤さん。知事たちは具体的な対策を出せと、論理的な案を出せとツッコんでいかないとダメ」

「他の情報番組が緊急事態宣言解除に消極的な中で、唯一加藤さんが論理的なことを言ってくれた。このままダラダラ続けたところで結果が変わらないと思うから、延長するなら具体的な理由や対策がほしい」

「加藤さんもっと言ってやって!結局は都知事のパフォーマンスでしかないんだよ」

「確かに具体性がないね。外で会話しないとか、飲食店はアクリル板導入義務とかそういう話をしてくれないと納得できないわ」

「加藤浩次のコメントに同意。このままスピードも出てないのギア上げたらエンジン止まっちまうぞ」

「加藤さんが正しいと思う。もう感染対策だなんだと振り回される生活には辛抱できません」

「言葉だけでギア上げても、最近の感染状況を見ているとどうなるのか結果は明らかな気がする」

「私も『ギアを上げて』と聞いたとき、意味が分からなくてはあ?って思った。加藤さんと同じ意見で嬉しい」

などと、支持が広がりました。

今週末で首都圏に緊急事態宣言が発令されてから2ヶ月。

しかし、感染者減少も鈍化した中で再延長を要請するには、具体的な理由が必要になるのでしょう。

(文:有馬翔平)