文:有馬翔平

『ミヤネ屋』、東北道の多重事故での迷惑すぎる中継に批判殺到「マジでこの番組イカれてる」

日本テレビ
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

降り積もった雪が突風に巻き上げられたことによってホワイトアウトが発生、自動車複数台が衝突事故を起こした東北自動車道。

19日の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)ではその事故の様子を上空から中継をつなぎ、事故の詳細を伝えました。

しかし、その中継の様子に視聴者からは怒りの声が。

「なんで飛ばしたの!」と批判が相次ぎ炎上状態に発展しました。

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「ミヤネ屋」、東北自動車道ホワイトアウト事故をヘリコプターで中継…

19日、奥羽山脈から吹き降ろす突風によって雪が巻き上がりホワイトアウトが発生した東北自動車道の様子を「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)が、上空から中継をつなぎ道路上の様子を伝えました。

雪が視界を覆うことで、文字通り何も見えなくなるホワイトアウト。

このホワイトアウトが同日正午ころ、宮城県内の東北自動車道下り線で発生し、走行していた自動車100台以上が絡む事故が発生しました。

前代未聞の多重事故の様子を、冒頭からヘリコプターを飛ばして状況を空撮しているミヤギテレビのリポーターを通して伝えた同番組。

中継の映像が流れた直後はホワイトアウトの影響なのか画面は真っ白、東北自動車道がどこを走っているのかもわからないほど視界が悪いことがアリアリとカメラに映し出されました。

そしてようやく事故を起こした車列が映し出されると、依然として横から雪が吹き付けている中、複数箇所で衝突事故が発生している状況が飛び込んできたのです。

「事前の情報だと数台から10台と聞いていたんですが、それどころじゃなさそうですね」と番組MCの宮根誠司アナウンサーも想像以上の現場に驚きの表情。

そして過去にもホワイトアウトが周辺で発生したことに質問が及ぶと、「この辺りは平地なんですが過去にも複数の車両が絡む事故がありました」、「地吹雪の常習地帯ともいえる現場です」とリポーターが回答。

地吹雪が発生しやすいメカニズムについて気象予報士・蓬莱大介氏が「奥羽山脈の谷筋。風が集まってくる場所。だから数キロ進んで突風に遭った可能性がある」と、現場が事故発生当時に強風に見舞われていたことをデータを引用しながら説明を述べていました。

 

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「ミヤネ屋」、「高度上げて!」中継中に謎の怒声も…視聴者からは呆れた声

東北自動車上で発生した大規模衝突事故をヘリコプターで上空から撮影し、その状況を伝えた「情報ライブ ミヤネ屋」。

しかし、その中継の様子に番組を観ていた視聴者からは怒りのコメントが。

「こんな視界不良でよくヘリコプター飛ばしたな!」

「二次災害とか考えないの?くれぐれも墜落して迷惑かけないでね」

「ホワイトアウト起きてるんでしょ?風も強いんでしょ?誰が中継に行けって言ったの?」

「そこまでして撮影したのか…」

「あんまり近づいたらヘリコプターの音で救助の邪魔になるのでは?少しは人のこと考えようよ」

「いやーマジでこの番組イカれてるよ!!」

「誰か!この中継をやめさせて!」

「明らかに地吹雪起きてるやん…なんで飛んでるのこのヘリ」

などと批判が殺到し炎上所状態に発展しました。

またリポート中に「高度上げて!」と怒声も入ったことで批判はヒートアップ、「もう迷惑だからやめようよ」とさらにコメントが相次ぎました。

2時間ほどにわたってヘリコプターを飛ばし続けた同番組。

リスクのある中、ヘリコプターを飛ばすことがジャーナリズムなのでしょうか。

(文:有馬翔平)