画像:時事
新型コロナウィルス感染拡大によって緊急事態宣言の再発令が1都3県のほか、7府県に拡大した先週。
新たに緊急事態宣言に加わった地域の人出が増加したことについて取り上げた18日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、番組MCの坂上忍さんがリモートワークへ持論を述べました。
しかし、坂上さんのコメントに視聴者からはツッコミの嵐が。
坂上忍、テレワーク7割削減に「無理でしょ?」
18日、新型コロナウィルス感染拡大によって緊急事態宣言の再発令が1都3県のほか7府県に拡大したことにを取り上げた「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、各地の人出の増加に番組MCの坂上忍さんが持論を展開しました。
7府県では緊急事態宣言が再発令された初めてとなった先週末。
しかし先に発令されていた首都圏1都3県と同様に人出は昨年4月の時と比べて増加、多いところでは3倍以上にもなりました。
また1都3県でも先週と比較すると軒並み人出が増え、東京・銀座では先週に比べ20%ほども増加したことが判明し、政府が訴える日中の外出自粛とは異なる結果に。
緊急事態宣言が再発令されても人出が減少にしない状況に、坂上さんは「リモートワーク7割削減無理でしょ?」と経済再生担当大臣・西村康稔氏が提言した「出勤者7割減」をバッサリ。
この坂上さんの「無理」発言にジャーナリスト・鈴木哲夫氏も同意。
「中小企業は無理ですよ。設備投資するお金がないし」、「中小企業を補助して仕組みを作る。セットでやらなければ無理だと思う」と、テレワークの実現には補償が必要と訴えました。
鈴木氏の後押しを受けた坂上さんはさらに「全体的にソフトな感じ」と再発令された緊急事態宣言を批判。
番組コメンテーターである俳優・峰竜太さんもうなずき、「1回目の時は全部休む、ほぼロックダウンしたわけじゃないですか。今回と比べればそれは無理ですよ」、「皆さんの気持ちに頼っているだけじゃないですか」とテレワーク7割削減に対し難色。
そして、「国がやるんだったら補助をすると条件をつけてキチッっとやらなないと、動きは止まりませんよ」と鈴木氏の提案する「補償とセット」が重要になるとコメントを述べました。
坂上忍、リモート削減放棄にツッコミの嵐…「お笑い番組かな?」
リモートワークで出勤者7割削減が推奨されていることに対し、「無理」とコメントした坂上忍さん。
しかし、坂上さんのコメントに対し番組を観ていた視聴者からは批判の声が。
「一番リモートにしていいヤツらがリモート無理って言ってるのバカなのかな?」
「リモートしてない坂上はリモートワークについて語っていて草。お笑い番組かな?」
「この番組を打ち切りしたらどうでしょう?出演者もスタジオにこなくて済みますよ」
「偉そうなこと言ってるね。スタジオこそそこまで人数必要ないだろ。なんでリモートにしないの?」
「マスコミが率先してリモートにするべきなのでは?」
「もはやわざととしか思えない…この見事なブーメランギャグ」
「マスクしません、7割もリモートしませんでもリモート無理です。自分らは例外か?」
「総理大臣をバカにしてるんならリモートでやってくれよ。気分悪いわチャンネル替える」
「坂上こそ自宅からのリモートでやれよ」
などと厳しい声が集まりました。
各テレビ局では緊急事態宣言再発令後、リモート出演に出演者を切り替える番組が増加しています。
坂上さんもリモートワークに言及すれば、まずスタジオの状況を改善してから口を出すべきでした。
(文:有馬翔平)