文:有馬翔平

加藤浩次「伝え方が悪かった」不適切な態度を反省…突然の改心に視聴者「今日はどうした?」

加藤浩次
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

新型コロナウィルス感染拡大によって首都圏1都3県に対し再発令された緊急事態宣言。

感染者の多くが20、30代の若者であることに各情報番組の出演者からも厳しい声が上がっていますが、13日の「スッキリ」(日本テレビ系)では、ある映像を観た番組MCの加藤浩次さんが若者をやり玉に挙げる風潮に反省するシーンが。

一体どのようなものだったのでしょうか。

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加藤浩次、新型コロナ報道の誤りを反省…不適切な箇所を認める

13日、新型コロナウィルス感染拡大によって首都圏1都3県に対し再発令された緊急事態宣言を扱った「スッキリ」(日本テレビ系)で、番組MCの加藤浩次さんがこれまえの放送を反省するシーンがありました。

加藤さんが自身を省みるきっかけとなったのがこの日、番組冒頭で紹介された全国各地の猫の映像。

東京で昨日、初雪が観測された一方で、全国で大雪の被害が相次ぎましたが今回スタジオで紹介されたのは雪とたわむれる猫の映像。

10歳にして初めて雪を触りへっぴり腰になる猫や、生後4か月で悠々と雪の上を散歩する子猫、大量に積もった雪をかき分ける猫などが紹介されると、加藤さんは「すごいね」と興味津々。

そして、雪が得意な猫、不得意な猫に対し「猫を見てもこれだけ違うんですよ。我々は猫って1つにまとめてしまうけれども違うんですよ」、「じゃあ若者とか高齢者とかまとめるのは違うね。コロナのニュースでも若者って言ってしまうのだけれども、若者の中でも雪で例えれば雪が得意な人もいれば、雪が苦手な人もいる」と人間社会に猫の特性を当てはめて説明。

加えて「そこはちゃんと考えて発言した方がいいね。猫を見て勉強できるね」と、感染者の大多数を占めることで若者全てを批判してしまう報道の在り方を反省しました。

また、緊急事態宣言が再発令されたにもかかわらず、主要都市の人出が前回の緊急事態宣言よりも大幅に増加していることに政府分科会のメンバー・小林慶一郎氏を招い伝えたこの日の放送。

夜間だけはなく日中の外出自粛を政府は以前からメッセージを発信していたことが明らかになると、「我々の伝え方も悪かったのかな?ここは誤解している人が多いかもしれませんね」と加藤さんはこれまでの報道の仕方に問題があったことを自認。

番組が用意した「午後8時以降の不要不急の外出自粛」のフリップに対し、「これは間違いだということですね」と訂正して「常に不要不急の外出自粛、1回目の緊急事態宣言と同じ」ということを強調し、「我々も考えなければならない」と改心を訴えました。

 

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加藤浩次「伝え方が悪かった」不適切な報道を認める…視聴者絶賛「一番まともな番組MC」

猫動画に続いて、政府のメッセージを勘違いを起こすような形で放送していたことを反省した加藤浩次さん。

すると加藤さんの発言に、番組を観ていた視聴者から多数の反応が。

「我々に問題があったと言えてしまう加藤さん、素直にすごいと思う」

「伝え方が悪かったのかなと言う加藤さん、いいね!!」

「加藤浩次は情報番組で一番まともなMCだと思う」

「若者を一括りにできないというのも素晴らしいし、今日はどうした加藤浩次!」

「スッキリで加藤がめっちゃ良いこと言ってる!若者を全部悪者にしないで!」

などと加藤さんのコメントを絶賛する声が殺到しました。

報道の仕方が誤っていたことを反省した加藤さん。

現在、朝の情報番組では連続で視聴率ランキング首位に立っている「羽鳥慎一モーニングショー」に肉薄する勢いを見せていますが、その人気の背景には自身を反省できる加藤さんの人柄もあるのでしょう。

(文:有馬翔平)