画像:時事
20日、自身のYouTubeチャンネルで動画を更新したアーティストのGACKTさん。
自身がプロデュースするブランド「G&R」のデザイン模倣についてを謝罪したのですが、その動画での態度があまりにも悪く、批判が殺到しております。
GACKT、自身のプロュースするブランド「G&R」の模倣問題を謝罪…「なんで上から目線?」と批判殺到
20日、自身のYouTubeチャンネルで動画を更新したアーティストのGACKTさん。
自身がプロデュースするブランド「G&R」のデザイン模倣問題について謝罪をしました。
動画の冒頭「『G&R』を応援してくれたファンのみんな、こんなお知らせをすることが、とても残念でなりません。今回起きてしまった出来事に、非常に強い怒りを感じてます。」と怒りをにじませたGACKTさん。
YouTubeでの謝罪動画をした経緯については、「数行のコメントや文章で事務的に終わらせるのではなく、自分の言葉で直接みんなに想いを届けたいと思い、このような形を取らせていただきました」と説明しました。
「G&R」をめぐっては、今月16日にブランドのディレクターを務めたGACKTさん、ROLANDさん、門りょうさんの3人がドレスのお披露目をしたローンチイベントをするも、19日にSNSを中心にドレスのパクリ疑惑が浮上。
発表されたドレスのデザインが別ブランドのものと酷似していたことを受け、「G&R」を運営する「dazzy(デイジー)」社は、商品デザインの模倣疑惑を認め、公式サイトにおいて謝罪コメントを出していました。
この動画内では、「G&R」を作った経緯やdazzy社のデザインの在り方などに苦言を呈したことも明かし、終始怒っている様子のGACKTさん。
「僕個人的には、今回のプロジェクトの顔となった責任があると自身にもあると思っています。」とした上で、「大切なのは、この失敗をどういった形でリカバリーしていくのか?dazzy社が、迷惑をかけた人たちに対し、どう誠意を見せていくのか?どう会社として1から立て直していくのか?そのチャンスを僕は…。彼らに与えたいとそう思ってます」と上から目線の発言。
さらに「今回のdazzy社は多くの信用を失いました。迷惑を被ったROLANDや、門りょう、そして僕や他多くの関係者。応援してくれたみんなに、今後dazzy社がどう誠実に向き合っていくのか。僕自身、最後まで見届けようと思ってます。」と他人事のような説明を最後まで繰り返しておりました。
この謝罪態度や言動にコメント欄が炎上。
《何で謝罪動画で上から目線なんや?》
《デイジーのせいにしてる。GACKTのブランド、プロデュースなんでしょ?》
《自分は悪くないって思ってる人の謝り方だよね》
《そりゃ色々なビジネスモデルってあるかもしれないけど、プロデューサーのあなたはどう責任をとりますか? 会社の問題は社長の失態、現場の問題はプロデューサーの失態ですよ》
《男としてかっこ悪すぎる。なに他人事のような語り口調で喋ってんだ》
《自分のこと「迷惑を被った」って言ってんのやばい…》
《こんな人だとは思いませんでした。テレビ出てたらチャンネル変えるレベルに無理になった》
などの声が多く寄せられました。
GACKTの動画とは対照的!唯一好印象だったROLANDの謝罪動画
YouTubeでの謝罪動画があまりにも他人事で上から目線だったことから、多くの批判が寄せられてしまったGACKTさん。
動画内ではサングラスをしていたり、「申し訳なかった」と謝罪をする場面でも頭を下げる仕草が一切見られなかったことからも、視聴者の反感を買っていました。
一方、視聴者からの反応が対照的だったのは、GACKTさんと共にディレクターを務めていたROLANDさん。
自身のYouTubeチャンネルで動画を更新し、冒頭で深々と頭を下げました。
この動画ではローランドさんは一切の言い訳をせずに誠心誠意、謝罪。
「監修に不十分な点があったということは、自身がそこに対する認識がすごく甘くて…視聴者の方には多大なる誤解を招く、絶対にやってはいけないことだった」とし、自身の非を認めました。
そもそもデザインの模倣に関してはローランドさんの責任ではありませんが、ローランドさん目的で買った消費者もいるという事実があることから、謝罪するのは基本です。
GACKTさんと対照的な対応を取ったROLANDさん。
誰にでも失敗はあると思いますが、その後の対応の仕方でこうも人間性が出るのかと認識させられる出来事でした。
(文:服部慎一)