画像:時事通信フォト
日本人宇宙飛行士の野口聡一さんを乗せたロケットが発車する瞬間を中継した16日の「スッキリ」(日本テレビ系)。
番組MCの加藤浩次さんも子供のようにはしゃいだ中継でしたが、視聴者からはクレームが殺到する事態に。
「ありえない」と視聴者が激怒した、そのワケとは一体?
加藤浩次「見えなくなりました」ロケット発射中継でアリエナイ演出…視聴者「意味ないじゃん」と激怒
16日、野口聡一さんを乗せた宇宙ロケット「クルードラゴン」の発射を中継した「スッキリ」(日本テレビ系)で、視聴者からクレームが殺到する出来事が。
今回宇宙に向けて発射されたロケットは民間企業が開発した初めてのもので、ロケット部分を回収、再利用することでコストを抑えることができるという優れもの。
その民間機へ登場する宇宙飛行士の中に、日本人である野口さんが名を連ねたことで注目浴びていました。
午前9時27分。
スタジオの出演者が固唾の飲んで見守る中、エンジンに点火、轟音とともにロケットが空高く飛び去っていく映像が。
「やった!」と歓喜にわくスタジオ、しかしまだロケットが上昇を始めたばかりにもかかわらず、番組は一旦テレビCMを挟む「愚行」を取ったのです。
そして、テレビCMが明けるとロケットは既に遥か彼方にあり、目視ではハッキリ見えない状態になっていました。
「CMの間に見えなくなりました」と状況を説明する番組MCの加藤浩次さんの言葉に怒りが爆発。
「は?なんでCM?正気か?」
「何のための中継だったのか?意味ないじゃん」
「あほなの?あほなの?」
「『見えなくなりました』じゃねーよ!!」
と、クレームが殺到する事態しました。。
チャンネル替えます…他局へ流れた視聴者
ロケット打ち上げ中にCMを挟んだことで、クレームが殺到した「スッキリ」。
同時刻、ロケットの打ち上げを「あさイチ」(NHK総合)と「とくダネ!」(フジテレビ系)も同じように中継しており、テレビCMを挟んだ結果、「チャンネル替えます」と視聴者離れが加速。
「スッキリ」はその後、今回のロケット発射の見所である「ロケット回収」の映像を伝えましたが、視聴者の反応はあまり得られない事態に。
テレビCMを1分だけでも、後に回すことはできなかったのでしょうか。
(文:有馬翔平)