画像:時事通信フォト
1日に放送された「ひるおび」(TBS系)。
同番組のコメンテーターとして出演したお笑い芸人・バービーさんが、自民党総裁選について意見を陳述。
しかし、視聴者からは「黙ってて」と辛らつな意見が寄せられることに。
視聴者が眉をひそめた、バービーさんの発言とは?
バービー、自民党総裁選で盛大な「勘違い」?「何もわかってないんだな」と視聴者が呆れたワケとは?
1日午後に放送された「ひるおび」(TBS系)。
この日、同番組に出演したお笑い芸人・バービーさんが、安倍晋三内閣総理大臣の辞任に伴って行われる自民党総裁選について言及しました。
安倍総理が辞任の意向を示してから4日、次期総裁を選出するためのメソッドがこの日決定され、両議院の議員によって総裁が選出されることが確定しました。
この決定について、「民意が反映されるようにしてほしい」とコメントしたバービーさん。
すると、この発言に目くじらを立てる視聴者が。
「『民意の反映』って何もわかってないんだね」
「コメントのレベルが低すぎる」
などと、批判の声が寄せられました。
視聴者がバービーさんに指摘したことは、自民党総裁を選ぶ人物は選挙で当選した国会議員であるため、十分に民意が反映されているということ。
しかしバービーさんが、まるで「民意」が反映されていないような発言したため、目くじらを立ててしまったのでした。
ただ、批判の声が寄せられた一方、「バービー真面目だな」という政治と向き合う姿勢を称賛する意見もあり、賛否が入り混じっていました。
バービーに地方再生の意見を求める声!町おこし活動に尽力している
政治へのコメントで批判が寄せられてしまったバービーさん。
しかし、批判の声の中には「政治はいいから、地方再生の話をしてほしい」と、バービーさんに訴える意見も少なくありませんでした。
北海道出身のバービーさん、大学進学を機に地元を離れると、地元の魅力に気づきその魅力を「発信したい」と思ったそう。
そこで、地元に古民家を2軒購入、自身でリフォームを手掛け、その古民家を拠点に地元の魅力を発信し続けています。
芸人でありながら、地方自治体の観光アピールも行っているバービーさん。
地方の現状を把握していることから、地方再生について意見を求められることが多いのでしょう。
コロナ禍をきっかけに政治に興味を持ったと話すバービーさん、政治のシステムを知らなくてもとにかく疑問を投げかけるその姿勢が、今の社会には必要なのではないでしょうか。
(文:有馬翔平)