文:有馬翔平

草なぎ剛、フジテレビから排除される?ドラマの名場面を振り返る企画に…視聴者が覚えた強烈な違和感とは?

ジャニーズ事務所
画像:時事

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10日に放送された「FNSドラマ超アガる!名場面アワード」(フジテレビ系列)。

これまで同局で放送されたドラマの数々が紹介されましたが、その放送に視聴者は違和感を覚えたよう。

「忖度か?」、「ビビってんじゃない」と批判が続出した違和感とは、どのようなものだったのでしょうか。

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草なぎ剛、フジテレビには「必要ない」存在?むごい仕打ちに「ふざけるな」と視聴者大激怒…

10日夜に放送された「FNSドラマ超アガる!名場面アワード」(フジテレビ系列)。

同局が誇る数々のドラマの名場面が、ランキング形式で放送されました。

最近話題になったドラマから、懐かしのドラマの名場面に視聴者もしみじみとした様子。

しかしその中で1つ、とても強烈な違和感を視聴者は感じていました。

「何で草なぎのドラマがないの?」

それは元SMAPのメンバーである草なぎ剛さんが出演したドラマが一切紹介されなかったこと。

草なぎさんといえば、「スタアの恋」(2001年)、「僕の生きる道」(2003年)、「僕と彼女と彼女の生きる道」(2001年)、「任侠ヘルパー」(2009年)と数々の同局ドラマで主演を担当してきた人物。

余命いくばくかの主人公の生き様を描いた「僕の生きる道」は特に注目を浴び、主題歌にもなった「世界に一つだけの花」は2003年の年間オリコンチャート堂々の1位を獲得、現在でも歌い継がれる名曲中の名曲です。

しかし、同局のドラマ人気を支えた一人である草なぎさんのドラマが紹介されなかったことに対して、

「草なぎさんが築き上げたものを無視するな、フジテレビ」

「キムタクを入れて草なぎを外すフジ」

「何が名場面アワードだよ。ただの忖度ランキングじゃん」

と、続々と批判の声がネット上に書き込まれていきました。

現在、新型コロナウィルスの影響で、新規ドラマが放送できない状況に陥っています。

そのため過去に放送されたドラマをフジテレビも再放送していますが、あまり視聴率は伸びていない様子。

徹底的に排除するわけとは何なのでしょうか。

 

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草なぎ剛、全面排除はやはり忖度?色濃く残るジャニーズの闇

名場面アワードにも紹介されず、再放送にも選出されない草なぎ剛出演のドラマ。

ここまで徹底的に排除される理由は、2016年を持って草なぎさんがジャニーズ事務所を退所したからだと見られています。

SMAPが解散後、香取慎吾さんや稲垣吾郎さんとジャニーズ事務所を離れた草なぎさん。

しかしジャニーズ事務所を辞めた3人を待っていたのは、ジャニーズ事務所からの「圧力」でした。

3人を番組などに出演できないように裏から根回しを行った結果、草なぎさんらの仕事は激減しました。

そのことが世間に露出したのが昨年のこと、公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意したことが報じられて初めて草なぎさんらの活動に制限がかかっていたことが明らかになったのです。

それからというもの、2019年末の「ガキの使いやあらへんで」特番に出演も果たし、徐々に芸能界へ復帰しつつある3人。

しかし今回、ことごとく草なぎさんらが外されたことで、未だに「圧力」が色濃く残っている可能性をまざまざと見せつけられました。

個性的な演技で高視聴率を獲得してきた草なぎさん。

草なぎさんの演技を輝かせるには、その経歴をよく知るフジテレビでしかないと思います。

(文:有馬翔平)