(※画像はイメージです)
25日、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネル「Johnny’s official」に投稿された関ジャニ∞の動画。
動画内で、同グループメンバーの安田章大さんが、日々胸に抱えていた葛藤を告白しました。
3年も胸に秘めた思いに、ファンも「知らなかった」と騒然。
一体、安田さんが抱えていた葛藤とは、どのようなものだったのでしょうか。
関ジャニ安田「後遺症が残っています」今も残る脳腫瘍手術の爪痕を初告白…ファン「知らなかった」
25日、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネル「Johnny’s official」に、同事務所が取り組む「Smile up!Project」の新しい動画が投稿されました。
その動画中、関ジャニ∞・安田章大さんが、3年間抱え続けてきた葛藤を初めて告白しました。
「後遺症が残っています」
安田さんが抱えていた葛藤、それは3年前に受けた脳腫瘍の手術の後遺症でした。
2017年2月、脳腫瘍の手術を受けた安田さん。
安田さんの脳にできた腫瘍は思いのほか大きく、両こめかみ付近から頭蓋骨を外して開頭する大掛かりな手術になったそう。
そして、その影響で現在でも色付きのサングラスをかけなければ、テレビを見るどころかステージにも立てない重い症状が残ってしまっているのでした。
「日々葛藤です」
絞るように胸の内をさらけ出した安田さん、「生き抜いて、未来を勝ち取ってみませんか」と新型コロナウィルスに苦しむファンへエールを送りました。
動画が公開され、安田さんが後遺症で苦しんでいたことを知ったファンは、
「知らなかった……今も生活に支障が出ていたなんて」
「サングラスかけて『チャラくなった』と思ってたけど、まさかそんな理由があったとは。自分が恥ずかしい」
と、騒然。
ただ、後遺症が残っているのにもかかわらず前向きに生きる安田さんの姿に、「ありがとう」と感謝の言葉を、SNS上に書き込んでいました。
安田章大の後遺症…腫瘍による視神経圧迫が原因か?
脳腫瘍手術の後遺症があることを、ファンの前で初めて告白した安田章大さん。
安田さんは、脳腫瘍の中でも脳の表面を覆う髄膜にできる「髄膜腫」というものでした。
この髄膜腫、視力の低下や視野が狭くなるなど症状で発見されることが多い病気。
都内にある東京女子医科大学のホームページによれば、「いかに視神経を傷つけずに腫瘍を切除できるかが手術のポイント」と記述があり、難易度の高い手術であることを思い起こさせられます。
また脳腫瘍による、目の後遺症に悩む方は多く、昨季に引退した元阪神タイガース・横田慎太郎さんもその一人。
22歳で脳腫瘍を患った横田さん、手術は無事成功しましたが球が二重に見えたり、自分の打球が見えなくなるなどの後遺症に悩まされ昨年、24歳の若さで引退を決意しました。
どのような後遺症があるのか、安田さんは動画内で症状について語りませんでしたが、おそらく横田さんのようにものが見えなかったり、視野が欠けたりという諸症状を抱えているのでしょう。
今回メンバーに背中を押されて、後遺症を告白した安田さん。
葛藤を抱き続けても心が折れなかったのは、関ジャニ∞の素晴らしいメンバーがそばにいてくれたからなのでしょう。
(文:有馬翔平)