画像:時事
19日、週刊女性PRIMEが不倫騒動で騒がれていた俳優・東出昌大さんの近況をスクープ。
コロナ禍で自粛生活について、触れました。
しかし、ネット上では不倫騒動から一転して東出さんを擁護するような意見が相次ぐ事態に。
東出昌大、コロナ禍での自粛生活をスクープされるも…擁護の声多数
19日、週刊女性PRIMEが記事を更新。
今年1月に女優・唐田えりかさんとの不倫が報じられた俳優・東出昌大さんの近況についてスクープをしました。
記事によれば、新型コロナウイルスで外出自粛が呼び掛けられている5月中旬の東出さんの様子を詳細に報じ、某ラーメン店に実の母親ととも訪れたことを報じております。
東出さんといえば、女優・杏さんと結婚をしておりますが、前述の不倫騒動により現在は別居中であるとのことで、ステイホーム期間中は実家暮らしだといいます。
その東出さんに対して、記者は直撃取材をしており、「杏さんと離婚の話は進んでいますか? お子さんたちとは連絡をとっていますか?」などの質問を直接投げかけたよう。
これに対して「申し訳ありません」と答えるだけだったという東出さん。
しかし、ネット上では東出さんのスクープ記事よりも放っておいて欲しいという擁護の声も多く、
《コロナ自粛じゃなくて、取材を自粛しましょ》
《頑張っている杏ちゃんを裏切った東出さんは悪いですが…記者さんは悪質なストーカーみたい》
《ソーシャルディスタンスって言われてるのに、なんでこの時期に直撃取材するのかね》
《もう許してあげてもいいんじゃない?これから彼がどう変貌していくか、ある意味楽しみだよ》
《もう勘弁してあげてください》
などの意見が寄せられました。
外出自粛やステイホームなどが呼び掛けられており、ソーシャルディスタンスという社会的距離を保つことが重要視されている中での、突撃取材であるだけに、こうした声が殺到するのも無理はありません。
過激化する取材や報道 「不要不急の外出」の線引きは?
新型コロナウイルスの感染拡大により、世間で広く呼び掛けれているのが、「不要不急の外出を避ける」ということ。
特に、日本全国に「緊急事態宣言」が発令されてからは、より一層国民が意識するように。
そもそも「不要不急の外出」とは、命に関わらない外出の全てが該当すると感染症の専門医は述べています。
東京都の小池百合子都知事は、会見で以下のような場合であれば外出を認めるとしています。
- スーパーなどへの食料品を買い物
- ドラッグストアなどへの医薬品や日用品の買い物
- 通院(持病などがある場合)
- やむを得ず、テレワークができない場合の通勤での公共交通機関利用
基本的に、これら以外の外出は全て「不要不急」であるとされていますので、前述の東出さんへの取材も、小池都知事から言わせれば「不要不急」となってしまいます。
あくまで、”自粛”でありますので、法的な拘束力や罰則があるわけでもなく、個人の見解に委ねられている部分が大きいのですが、それでも感染拡大を防止するためには国民一人ひとりの意識が大切であるため、この時期の取材は少々軽率だったと言わざるを得ません。
取材が「不要不急」と言われないためにも、世間の人が必要な情報の取材にシフトした方がいいのかもしれません。
(文:服部慎一)