出典:時事
8日にお笑い芸人の小島よしおさんが、YouTueに動画を投稿しました。
その動画とは、新型コロナウィルスで学校に通えない子供たちに向けた内容であり、世間では話題に。
小島さんは、どのような動画を投稿したのでしょうか。
小島よしお、小学校を設立 「わかりやすい!」と、保護者からも称賛の声
8日にお笑い芸人の小島よしおさんが、YouTueに動画を投稿しました。
新型コロナウィルスの影響で、学校に通って勉強したいにも関わらず、自粛生活をしいられ勉強できない学生が多いと知った小島さん。
ユーモア溢れる性格と早稲田大学出身という学歴を活かし、YouTubeで「おっぱっぴー小学校」を開設。
初回の授業では、5年生の算数を教えています。
小島さんは自分の体を黒板代わりに使い、面白おかしく説明したり、算数の「少数」について1本のごぼうを10個に分けて、子供たちにイメージしやすく授業を進めます。
後日、小島さんは4年生や6年生の算数の授業も開催。
視聴者からは、
「俺が小学生の時にこれがあれば」
「低学年の勉強しかしてなかった息子も理解してくれました」
と、授業のわかりやすさを褒めた、多数のコメントが寄せられていました。
なぜ算数を教えるのか?小学生が挫折を乗り越えることへの援助!
YouTubeで「おっぱっぴー小学校」を開設した小島よしおさん。
小さい頃の夢は小学校の先生になることでしたが、大学時代に教員採用試験を受けるも不合格で夢を諦めてしまったようです。
出身大学の早稲田大学では、教養学部国語国文学科に進学していた小島さん。
なぜ、小島さんは大学で選考した国語ではなく、算数を「おっぱっぴー小学校」で教えたのでしょうか。
YouTube内で、小島さんは小学生がつまずきやすい「5年生の壁」について話しています。
一般的に「5年生の壁」とは、小学校低学年では具体的でイメージしやすかった算数が、5年生から抽象的な概念を扱い始め、理解できずに諦めてしまうことを言います。
そのため小島さんは、自身の得意分野の国語よりも、理解が難しく挫折する人が多い算数を、小学生にマスターしてほしいと思い、授業の科目を「算数」としたのではないでしょうか。
一度は諦めてしまった「小学校の先生になる」という幼いの頃の夢。
しかし、YouTubeを通じて小学生に勉強を教えることで、小島さんは夢を叶えることができたのだと思います。
(文:M.K)