6日、お笑い芸人・キングコングの梶原雄太こと「カジサック」さんが、公式YouTubeの動画を更新。
今回の動画には、ゲストとして昨年M-1グランプリで優勝したお笑いコンビ・ミルクボーイが出演し、優勝の裏話が公開されました。
M-1グンプリ優勝の裏話とは、なんだったのでしょうか?
ミルクボーイ、M-1優勝の秘訣は「スポンサーに媚びない」?
6日、お笑い芸人・キングコングの梶原雄太こと「カジサック」さんが、公式YouTubeの動画を更新。
今回の動画では、ゲストとして昨年M-1グランプリの優勝したお笑いコンビ・ミルクボーイが出演し、優勝に至った裏話を公開しました。
2回戦と3回戦で披露するネタを「コーンフレーク」か「デカビタ」の、どちらにするかを悩んでいた二人。
M-1グランプリには、協賛にサントリーが付いているため、配信のある3回戦でサントリーの商品「デカビタC」を使ったネタは、協賛に媚びていると思われるのが嫌だと、直前で断念。
そこで、3回戦のネタを「コーンフレーク」にすると、会場でこれ以上ウケないという程の大爆笑で、勢いに乗りました。
その結果、周りの芸人やスタッフからも、今年仕上がっていると、評価が得られたとのこと。
梶原さんはこのエピソードを聞き、「成功している方って、絶対そういうタイミングがある」とネタを切り替えたことを英断だと、絶賛しました。
スポンサーに媚びたあの「お笑いコンビ」…その結果とは?
スポンサーに媚びない道を選んで、優勝を手にしたミルクボーイ。
もし、スポンサーに媚びて、ネタを変えていたら、優勝はなかったのでしょうか。
以前、由緒正しいお笑い賞レース「THE MANZAI」(フジテレビ系列)において、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」が、スポンサーに媚びるという手法を使用。
あからさまに媚びた結果、会場は大爆笑、そして見事に優勝を手にしました。
このことから、もし「ミルクボーイ」のお二人がスポンサーに媚びても、優勝していた可能性は考えられます。
ただ、「ウーマンラッシュアワー」は、ネタの最中に社会風刺を取り入れることで笑いを取ってきたコンビ。
一方で、「ミルクボーイ」は真面目な雰囲気とテンポの良さが評価されているコンビのため、「ウーマンラッシュアワー」と同じように高評価を得ることは難しかったかもしれません。
それでも結果的には、媚びを売らずともコーンフレークを製造している「日本ケロッグ合同会社」から声をかけられ、CMに出演が決定する名声を手にした「ミルクボーイ」。
まっすぐお笑いと向き合った結果、優勝を勝ち取とることが出来たのでしょう。
(文:M.K)