4日に放送された「嵐にしやがれ」(日本テレビ系列)。
同番組に出演したKAT-TUN・亀梨和也さんが、幼少期に「スカートめくり」をしていたことを告白。
しかし、ファンから「絶対に許されない」と批判が殺到して炎上する事態に。
一体なぜ、亀梨さんはファンからの怒りを買ってしまったのでしょうか。
KAT-TUN・亀梨和也、スカートめくりで大炎上!「絶対に許せない」
4日夜に放送された「嵐にしやがれ」(日本テレビ系列)。
この日、同番組に出演したのは、嵐のメンバーの後輩である山下智久さん、そしてKAT-TUN・亀梨和也さんの2人。
2人の生い立ちをなぞりながら、当時起きた出来事を紹介する様子が放送されましたが、中でも視聴者が注目したのは、亀梨さんの過去にハマっていたことでした。
亀梨さんといえば、ジャニーズ事務所きっての野球好き。
幼少期から野球に熱中し、その時に培った知識でプロ野球チームのキャンプ視察や取材をするなど、野球評論家顔負けの活動をしています。
しかし、亀梨さんには野球とともに、ハマっていたことがもう1つありました。
それが、「スカートめくり」。
亀梨さんは、幼稚園の頃からスカートめくりをはじめ、小学生の時もしていたそう。
「ボールを握れば上から、ボールを離せば下から」、「スカートめくり界のエースだった」と、面白おかしく当時の話をしました。
すると、これを観ていたファンから、
「スカートめくりされてトラウマになっている子もいるのに……ガッカリした」
「イケメンだからって何もかも許されるわけじゃない!スカートめくりは立派な性犯罪!」
「何より本人が今もこうして、ヘラヘラと武勇伝みたいに話してるのが腹立つ!」
と、批判が殺到して、炎上する事態に。
亀梨和也の「スカートめくり」はなぜ炎上した?問題は犯罪意識の欠如?
スカートめくりのエピソードを明らかにしたことで、ネット上で批判が殺到している亀梨和也さん。
しかし、ネット上での雰囲気とは打って違い、亀梨さんがスタジオでスカートめくりのエピソードを披露した時は、亀梨さんを批判する人は誰もいませんでした。
それどころか、「こういうもんですよ」と肯定する声も上がるほど。
スタジオとネット上、どうしてここまで空気の温度差に食い違いがあるのでしょうか。
原因は、犯罪意識の欠如です。
スタジオの出演者は全員男性、「スカートめくり」はしたことがあっても、されたことはない、被害に遭ったことがないタレントらが出演していました。
このことから、被害者の気持ちが理解できず、誰も亀梨さんのエピソードをいさめることができなかったのではないでしょうか。
「スカートめくり」は立派な犯罪です。
過去、都内の路上でスカートめくりをした男が、東京都の迷惑行為防止条例違反で逮捕されています。
さらに、弁護士によると、悪質性が認められれば「強制わいせつ罪」にあたる可能性も。
「スカートめくり」という、字面だけなぞればかわいい行為にも聞こえますが、スカートめくりをされてスカートが履けなくなった女性もいます。
公共電波で放送する以上、武勇伝のように語った亀梨さんも、それを許してしまった出演者、番組スタッフも、それを観て不快な思いをする人がいないよう、細心の注意を払って企画を進めるべきでした。
(文:有馬翔平)