22日に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系列)。
同番組に出演したフリーアナウンサー・竹内由恵さんが、過去に所属していたテレビ朝日から、「干されていた」事実を明らかにしました。
1年間にも及んだ竹内さんが干されていた期間。
では一体、竹内さんはなぜ、テレビ朝日から干されていたのでしょうか。
竹内由恵、1年間「干されていた」過去を告白!「訃報を…」
22日夜に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系列)。
この日の放送は、「ネットの噂初告白SP」というもので、ネット上でささやかれている噂を、噂されている当の本人が真相を語るというもの。
出演したタレントの中に名前を連ねたのは、フリーアナウンサー・竹内由恵さん。
竹内さんは元テレビ朝日に所属、同局の報道番組「報道ステーション」でキャスターを担当するなど、看板アナウンサーとして活躍しました。
昨年3月に、一般男性と結婚したことを機に、同局を退職。
現在はフリーアナウンサーとして活動しています。
華やかな経歴を持っている竹内さんですが、ネット上では過去に仕事を任せてもらえない「干された」状態だったのではないか、という噂が。
放送の中で竹内さんは、この噂に対して「本当です」と、真実を認めました。
なぜ、竹内さんは「干されて」しまったのでしょうか。
原因は、ニュースの読み間違えでした。
定時のニュース番組で、ニュースを伝えていた竹内さん。
「訃報(ふほう)」という言葉を、「トホウです」と読み間違えてしまったのだとか。
すると、このミスによって報道フロアから要注意人物にしてされてしまい、およそ1年の間、ニュース番組を担当させてもらえなかったようです。
読み間違えた直後は、周囲も声をかけられないくらいに落ち込んだ竹内さんでしたが、2度と読み間違えをしないよう勉強をして、漢字検定準1級を取得までしました。
読み間違えは致命的!他にも「干された」アナウンサー!
漢字の読み間違えで、報道番組から「干されてしまった」竹内由恵さん。
「たった1文字で……」と、思われる方も多いかもしれませんが、竹内さんの他にも、読み間違えをしたことで番組を干されてしまったアナウンサーが存在します。
たとえば、NHKで「チコちゃんに叱られる!」などの番組進行を担当している塚原愛さんも、過去に原稿の読み間違えをして内容が全く伝わらないものになってしまった際、報道番番組を一切任せてもらえない干された状態になったとか。
一方で、NHKのアナウンサーである高瀬耕造さんは、読み間違えをしても干されることはありませんでした。
高瀬さんが御嶽山(おんたけさん)噴火の時に、「みたけ……おたけさん」と読み間違え、「おんたけさん!」と、現場にいたスタッフから叱責され話題になりましたが、その後も報道番組を担当。
干されなかった理由としては、高瀬さんは朝の情報番組を担当しており、NHKの中でも圧倒的な知名度と、人気を誇るアナウンサーだったからだと言われています。
つまり、当時竹内さんにも人気があれば、1年間も干されることはなかったでしょう。
ただ失敗をしたからこそ、大きな報道番組を任せてもらえ、そして退職後もフリーアナウンサーとしても活躍できるのだと思います。
竹内さんが干されたことは、成功の秘訣でした。
(文:有馬翔平)