5日に放送された「BACK TO SCHOOL!」(フジテレビ系列)
ゲストで出演したタレント・中川翔子さんが、期間限定で芸術高校の生徒に。
しかし、中川さんには学校に対してあまりいい思い出を持っていませんでした。
なぜ、中川さんは学校があまり好きではなかったのでしょうか。
中川翔子が芸術高校に!蘇る学生時代のトラウマとは?
5日に放送された「BACK TO SCHOOL!」(フジテレビ系列)。
この日、ゲストとして出演したのはタレント・中川翔子さん。
同番組は通常、ゲストで呼ばれた様々な芸能人が、学生時代にできなかったことを一般の高校で楽しみながら成し遂げる、というもの。
しかし、「学校に行く」ということに浮かない表情の中川さん。
それもそのはず、中川さんはあまり「学校」という場所にいい思い出を持っていませんでした。
中川さんは、学生時代から絵を描くことが好きでした。
しかし、中学校に上がると男子生徒から、「絵なんか描いてんじゃねえよ!」、「キモイ」と馬鹿にされるようになります。
結果、中川さんは同級生と距離を取るようになり、学校での居場所は無くなってしまいました。
この出来事がトラウマになってしまい、番組冒頭でも学校の校門を見ただけで、「お腹が痛くなってきた……」と、足が止まる中川さん。
なんとか教室に入り、自己紹介を済ませ、席に着きます。
しかし、平然を装っていても内心は「声をかけてもらえるか」、「周りと仲良くできるのか」、自身の中にあるトラウマと中川さんはずっと、戦っていました。
中川翔子がトラウマを克服!視聴者「感動をありがとう」
学生時代のトラウマを克服しようと、苦心していた中川翔子さん。
しかし、ふたを開けてみると、中川さんの周囲にたくさんの人が集まっていました。
かつては、寝たフリなどをしてやり過ごさないといけなかった休み時間も、中川さんの周囲には、たくさんの生徒の姿が。
「こんなに楽しい休み時間になるなんて」と、中川さんからも笑顔がこぼれます。
クラスに打ち解けることができた中川さん、すると1人の男子生徒と出会います。
その男子生徒は以前、絵を描いていることでイジメを受けていました。
描き上げた絵を、破られたり汚されたりされ、いつしか男子生徒は絵を描き上げることが恐くなってしまったそう。
その影響で、現在も絵を「描き上げる」ことが恐くて仕方がないようです。
男子生徒にかつての自分を重ねる中川さん、自分自身にも言い聞かせるように、ゆっくりと言葉をつむいでいきます。
「ほんの少しでも楽しいと思えることは、絶対に未来を助けてくれることになる、と思う」
中川さんが学校で、トラウマになるきっかけとなった「絵」。
しかし、「絵」を描き続けていたからこそ、現在のようなサブカルチャーを得意とするタレントに中川さんはなれたのでしょう。
こうして、男子生徒にアドバイスを送ると共に、自分のトラウマも克服した中川さん。
学校生活の最後に、クラスメイトとライブアートを作り上げ、体験を終えました。
この放送に視聴者から、
「好きなものを好きと言い続けてきた中川さん、素晴らしい」
「勇気をもらった。明日から頑張ろう」
などと、惜しみない称賛のコメントが続々と寄せられていました。
見つけた好きなことが
人生を助けてくれる。中川が学生時代に気付いた思いを、時を超えてまた感じられましたし、人に伝えることが出来ました。
皆さんも好きを見つけてください。#BacktoSchool #バクスク#しょこたん pic.twitter.com/JKjJk8gokK
— 中川翔子[Staff] (@shoko_nkgw) February 5, 2020
好きなもの続けることは、もちろん難しいですが、好きなことを「好き」だと思い続けることも同じく難しいものです。
ただ、好きだと思い続けた先に、本当の自分がいることを中川さんは教えてくれました。
(文:有馬翔平)